ノートパソコンの中古はやめとけ？後悔しない選び方と注意点

ノートパソコンを購入しようとしたとき、「ノートパソコン 中古 やめとけ」という言葉を見かけ、不安になったことはありませんか？

「中古ノートPCの寿命はどれくらい？」
「バッテリーの劣化や保証の短さが気になる…」
「スペック不足で後悔しないか不安」

このような疑問を持つ人は多く、中古ノートPCには確かに注意すべきポイントがあります。

例えば、バッテリーの劣化による持ち時間の短さ、メーカー保証が切れていて修理費が高額になるリスク、スペックが古くて動作が遅くなる可能性などが挙げられます。

しかし、正しい選び方を知っていれば、中古でも高コスパで快適に使えるノートPCを手に入れることができます。 適切な購入基準を押さえれば、新品を買うよりも賢い選択になることもあるのです。

そこで本記事では、中古ノートPCのデメリットや注意点、寿命の目安、安全に購入するためのポイントを詳しく解説します。

「中古ノートPCは本当にお得なのか？ それとも新品を選ぶべきか？」 迷っている方も、本記事を読むことで後悔しない選択ができるようになるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

ノートパソコンの中古はやめとけ？その理由とは

中古ノートPCのデメリットとは？

中古ノートPCは、新品よりも安く購入できるのが魅力です。また、リユースによって廃棄物が減り、環境にも優しいというメリットもあります。

しかし、その一方で注意すべき点もあります。事前にリスクを把握し、後悔しない選択をすることが大切です。

保証が短い、または付いていない

新品のノートPCには1年～3年のメーカー保証が付いているのが一般的ですが、中古品ではこの保証が切れていることがほとんどです。そのため、万が一不具合や故障が発生した場合、修理費用を全額自己負担しなければなりません。

ただし、一部の中古パソコンショップでは、メーカー保証の代わりに独自の保証を提供していることがあります。

保証の有無や内容は、購入前にしっかり確認しておくことが重要です。

バッテリーやストレージの劣化

中古ノートPCはすでに使用歴があるため、内部パーツの消耗が進んでいます。特に注意すべきなのがバッテリーとストレージの劣化です。

バッテリーの劣化

ノートPCのバッテリーは充電と放電を繰り返すことで徐々に性能が低下します。2～3年使用したバッテリーは、フル充電しても持ち時間が短くなっていることが多く、中古PCではバッテリーが交換されていないケースもあります。

ストレージの寿命

HDDやSSDも経年劣化します。特にHDDは動作が遅くなりやすく、故障のリスクも高いです。SSD搭載モデルを選ぶことで、動作速度や耐久性の面で安心感が増します。

こうした劣化リスクを避けるためには、事前に自社で動作確認やクリーニングを徹底している販売店を選ぶことが大切です。

販売前にしっかりとチェックを行っている店舗であれば、バッテリーの劣化具合やストレージの状態なども明確になり、購入後のトラブルを防ぐことができます。

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最新モデルと比べて性能が低い

ノートPCの技術は年々進化しており、数年前のモデルと最新のモデルでは、処理速度や省電力性能に違いがあります。

動作が重くなる可能性

最新のOSやソフトウェアは、より高いスペックを必要とするため、古いPCでは動作が遅くなることがあります。特に、動画編集やプログラミングなどの負荷の高い作業には向いていません。

OSやソフトの互換性

古いOSが搭載されていると、最新のアプリやセキュリティアップデートが適用できない場合があります。購入前に、使用するソフトが問題なく動作するかを確認しておくことが重要です。

ウイルス感染やセキュリティリスク

個人売買やフリマアプリで購入した中古ノートPCには、前の所有者のデータが残っていたり、ウイルスやマルウェアに感染しているリスクがあります。

適切な初期化がされていないと、個人情報の流出や不正アクセスの危険性が高まります。

セキュリティリスクを回避するためには、購入後に自分でOSをクリーンインストールするか、セキュリティ対策が徹底された販売店を選ぶことが大切です。　　

中古ノートPCはコストを抑えられる一方で、選び方を誤ると修理費用がかさんだり、すぐに買い替えが必要になったりするリスクがあります。

➡中古パソコンの危険性は？ハッキングやウイルス感染のリスクと対処法

絶対に買ってはいけないノートPCメーカーは？

「どのメーカーのノートPCは買ってはいけないのか？」と気になる人は多いですが、結論として「このメーカーは絶対にダメ」というものはありません。

なぜなら、同じメーカーでもモデルごとに品質やサポート体制が異なるため、一概に「このメーカーはやめたほうがいい」とは言えないからです。むしろ、大切なのは 「どのような特徴のPCがリスクが高いのか？」 を知ることです。

そこで、中古ノートPCを選ぶ際に避けるべきポイントを3つ紹介します。

1. 修理やサポートが受けにくいメーカー・モデル

中古ノートPCは、新品と違ってすでに何年も使用されているため、故障するリスクが高くなります。そのため、修理やサポートのしやすさは重要なポイントです。

以下のようなメーカー・モデルは、購入後に修理ができず困るケースがあるため注意が必要です。

特に海外メーカーの一部や、短期間でモデルチェンジを繰り返すブランドでは、サポート期間が短いことがあります。購入前に修理対応の有無や部品供給状況を確認することをおすすめします。

2. 品質にばらつきがあるメーカー・モデル

中古市場では、もともとの品質にばらつきがあるノートPCを選ぶと、運悪く「当たり外れ」が大きい個体に当たるリスクがあります。

特に以下の点が問題になることが多いです。

特に、もともと新品時に「低価格帯モデル」として販売されていたノートPCは、コスト削減の影響で耐久性が低くなりがちです。

中古ではさらに劣化していることが多いため、事前にレビューや評判をチェックし、中古パソコン専門店でグレードの高い商品（Sランク、Aランクなど）を選ぶようにしましょう。

3. アップグレードができないメーカー・モデル

最近では、メモリやストレージが基板に直付けされ、後から交換・増設できないモデルが増えています。こうしたPCを中古で購入すると、スペック不足を感じても改善できず、使い勝手が悪くなります。

特に以下の点に注意が必要です。

低価格帯のノートPCや、超薄型のデザイン重視モデルでは、こうした制限が多い傾向にあります。

そのため、「最初から十分なスペックを持つノートPCを選ぶ」ことが重要です。特に、メモリ8GB以上、SSD搭載、Core i5以上のCPU を備えたモデルなら、後から性能不足で後悔することが少なくなります。

中古PCを選ぶ際は、「メモリ増設が可能か？」「ストレージの交換ができるか？」を事前に確認し、長く快適に使えるモデルを選ぶようにしましょう。

ノートPCの寿命はどれくらい？何年使える？

ノートパソコンの寿命は3～5年程度が一般的な目安ですが、使用環境やメンテナンス次第で大きく変わります。

適切に管理すれば5年以上使用することも可能ですが、バッテリーやストレージの劣化、OSのサポート期限などの要因で買い替えが必要になることもあります。

ここでは、ノートPCの寿命を決める主な要因と、長持ちさせるための方法を解説します。

バッテリーの寿命は約2～3年

ノートPCのバッテリーは充電と放電を繰り返すことで劣化し、2～3年ほどで持ち時間が短くなるのが一般的です。

例えば、新品時には6時間持っていたバッテリーが、3年後には1時間しか持たないといったケースもあります。

ストレージの寿命（HDD：3〜4年 / SSD：5年程度）

ノートPCのストレージにはHDD（ハードディスク）とSSD（ソリッドステートドライブ）の2種類があり、それぞれ寿命が異なります。

HDDの劣化では、動作が遅くなったり、データの読み書きが不安定になることが多いです。最悪の場合、突然動かなくなることもあります。

SSDはHDDより長寿命ですが、書き込み回数に制限があるため、長期間の使用で寿命が縮まる可能性があります。

➡HDDを新品のSSDに換装して販売する中古パソコンショップはある？

CPUやメモリのスペック不足も寿命を左右する

ノートPCの寿命は、CPUやメモリが最新のソフトウェアに対応できるかによっても決まります。高負荷な作業をする場合、スペックが不足するとPCの寿命が短くなる可能性があります。

オフィスワークやネット閲覧程度であれば5年以上使用できることが多いですが、高性能を求められる作業には、3～4年ごとの買い替えが現実的です。

OSやソフトウェアのサポート期限も要チェック

WindowsなどのOSにはサポート期限があり、期限が切れるとセキュリティアップデートが提供されなくなるため注意が必要です。

例えば、Windows 10は2025年10月にサポートが終了する予定です。これ以降は、新しいアプリが対応しなくなったり、セキュリティリスクが高まる可能性があります。

ノートPCの寿命を延ばすためのポイント

ノートPCの寿命は、適切な管理とメンテナンスで延ばせます。

特にバッテリーやストレージの管理、冷却対策、スペックの確認を徹底すれば、7年以上使い続けることも可能です。

スペック不足を感じる場合は、メモリやストレージの増設を検討するか、中古PCへの買い替えも選択肢の一つです。

➡中古パソコンを買うならどこ？初心者でも失敗しない選び方ガイド

5年間放置したパソコンはどうなる？

パソコンを5年間放置すると、さまざまな不具合やリスクが生じる可能性があります。

長期間使用していなかったPCは、ハードウェアやソフトウェアの両面で劣化が進み、起動すらしないケースも少なくありません。以下のような問題が起こることが考えられます。

バッテリーの劣化・膨張・故障

ノートパソコンの場合、バッテリーの劣化は避けられません。使わずに放置していても、バッテリーは自然放電を続けます。特に満充電の状態で長期間放置すると、完全に放電し、充電できなくなる可能性が高まります。

さらに、リチウムイオンバッテリーは内部で化学反応が進み、膨張することがあります。膨張したバッテリーを放置すると、PC本体の筐体が歪んだり、最悪の場合は発煙・発火のリスクも伴います。

放置後にバッテリーが膨らんでいる場合は、すぐに使用を中止し、バッテリー交換を検討しましょう。

ストレージの劣化やデータ損失

ストレージにも注意が必要です。HDDの場合、長期間電源が入らない状態が続くと、内部の潤滑油が固まり、ディスクが正常に回転しなくなるリスクがあります。この状態では起動が遅くなる、もしくは起動しないことも。

一方、SSDも安心とは言い切れません。通電しない期間が長すぎると、データが消失する可能性があります。

5年以上放置していた場合、データが破損しているケースもあるため、重要なデータは早めにクラウドや外付けストレージにバックアップを取るのがおすすめです。

ホコリや湿気によるダメージ

パソコンを長期間放置すると、内部にホコリがたまりやすくなります。特に冷却ファンや通気口にホコリが詰まると、再起動時に冷却性能が落ち、オーバーヒートを起こす可能性があります。

さらに、湿気の多い場所で保管していた場合、内部の基板やコネクタ部分がサビてしまうこともあります。サビが進行すると、電源が入らなくなったり、接触不良で誤作動が起こるリスクも高くなります。

ソフトウェアやOSの更新不足

5年も放置していたパソコンは、OSやアプリ、セキュリティソフトがすべて古いバージョンのままです。このままインターネットに接続すると、ウイルスやマルウェアに感染するリスクが高いです。

また、古いソフトウェアは現在のOSや周辺機器との互換性に問題がある場合もあります。放置後に使用を再開する場合は、まずOSやドライバ、セキュリティソフトをすべて最新の状態にアップデートすることが重要です。

CMOSバッテリーの消耗

パソコンの内部には、BIOSの設定や時計情報を保持するための小型バッテリー（CMOSバッテリー）が搭載されています。

5年も放置すると電池切れを起こし、時計がリセットされたり、パソコンが正常に起動しなくなる原因になります。

CMOSバッテリーは交換可能ですが、ノートパソコンでは分解が必要になることが多いため、自信がない場合は専門店に依頼する方が安心です。

劣化が激しいパーツが多い場合、修理や交換にコストがかかることもあります。その場合は、思い切って新しいパソコンへの買い替えを検討するのも選択肢の一つです。

ノートパソコンの中古はやめとけ？後悔しない選び

ノートパソコンは中古と新品どっちを選ぶべき？

ノートパソコンを購入する際、「新品と中古のどちらを選ぶべきか」と悩む人は多いでしょう。

それぞれにメリット・デメリットがあり、使用目的や予算に応じた適切な選択が重要です。

新品のメリットとデメリット

新品のノートパソコンを選ぶ最大のメリットは、最新の性能と安心感です。最新のCPUやグラフィック性能を搭載しているため、処理速度が速く、快適に作業ができます。

特に、動画編集やプログラミングなどの負荷の高い作業をする場合は、新品のほうが適しています。

さらに、新品のパソコンにはメーカー保証が付いているため、万が一の不具合や故障にも対応可能です。バッテリーやストレージなどの消耗品も新品のため、長期間安定して使える点も魅力といえるでしょう。

ただし、新品にはデメリットもあります。価格が高いことが最大のネックで、特に高性能なモデルを求める場合、予算が大きく膨らみます。

また、最近では半導体不足の影響で、一部のモデルが品薄になっていることもあり、購入までに時間がかかるケースもあります。

中古のメリットとデメリット

一方、中古ノートパソコンを選ぶ最大のメリットは、コストを抑えられることです。同じ性能のパソコンでも、中古なら大幅に安く購入できるため、予算を抑えたい人にとって魅力的な選択肢となります。

また、企業のリースアップ品や展示品など、状態の良いものが流通していることもあります。こうした中古品は、適切にメンテナンスされているケースが多く、新品に近い品質のパソコンを安く手に入れられる可能性があります。

さらに、過去のモデルには最新機種にはない端子や機能が搭載されていることもあり、特定の用途で必要なスペックを持つパソコンを探す際に役立ちます。

ただし、中古にはリスクもあります。特にバッテリーやストレージの劣化が進んでいる可能性が高く、購入後すぐに交換が必要になることもあります。また、メーカー保証が切れているため、万が一故障した場合の修理費が高額になることも考えられます。

さらに、中古市場では動作確認が不十分な商品や、クリーニングが行われていない商品が流通していることもあるため、信頼できる販売店を選ぶことが重要です。

結局どちらを選ぶべきか？

最終的に、新品と中古のどちらを選ぶべきかは、用途と予算によって決まります。

もちろん、お金を気にせず買えるなら新品が最適ですが、正直なところそんな人はこの記事を読んでいないでしょう。

むしろ、「なるべく費用を抑えて、快適に使えるノートPCを手に入れたい」と考えているはずです。

筆者も同じ考えで、中古ノートPCを賢く選び、浮いたお金で周辺機器やアクセサリを揃え、作業環境を充実させるというスタイルをとっています。

例えば、

こうすることで、新品を買うよりも低コストで、より充実した作業環境を構築できます。

中古パソコンはどこで買うのが安全？

引用：Qualit

中古パソコンを購入する際は、信頼できる販売店を選ぶことが重要です。適切な販売店で購入すれば、動作確認やクリーニングが行われ、初期化やウイルスチェックも済んでいるため、安心して使用できます。

しかし、個人間取引ではトラブルが発生するリスクが高く、慎重な判断が必要です。

最も安全なのは「中古パソコン専門店」

中古パソコンを安心して購入するなら、中古パソコン専門店が最も安全です。動作確認やクリーニングが徹底されており、不具合が見つかった場合の返品や交換対応も用意されています。

特に、保証付きの中古パソコンを販売している店舗では、購入後に故障が発生しても修理や交換が可能なため、リスクを最小限に抑えられます。

さらに、大手の専門店ではウイルスチェックやOSのリカバリーも行われているため、セキュリティ面でも安心です。

家電量販店の中古コーナーも選択肢

家電量販店の中古コーナーは、品質管理が行き届いており、一定の保証が付いているため、比較的安全に購入できます。実店舗なら、外観や動作を直接確認できるのも安心材料です。

ただし、価格はやや高め。中古専門店やオンラインショップと比べると、同スペックでも割高なことが多いため、コストを抑えたい場合は他の選択肢と比較すると良いでしょう。

個人間取引はリスクが高い

フリマアプリやオークションサイトでの個人間取引は注意が必要です。個人売買では、販売者の信頼性が不透明であり、動作保証がないケースがほとんどです。

不具合が発生しても返品できないことが多く、購入後に修理費がかかる可能性もあります。また、前の所有者が適切なウイルス対策をしていない場合、マルウェアやウイルスが残っているリスクも考えられます。

どうしても個人売買を利用する場合は、出品者の評価や商品の詳細情報をしっかり確認し、可能であれば直接動作確認ができる取引を選ぶことが重要です。

安全な購入のために確認すべきポイント

中古パソコンを購入する際は、価格の安さだけでなく、販売店の信頼性や品質管理の有無を確認することが大切です。以下のポイントを押さえて、安心して使えるパソコンを選びましょう。

中古パソコンはコストを抑えられるメリットがありますが、購入場所を間違えると後悔することになりかねません。安全に購入するためにも、信頼できる店舗を選ぶことをおすすめします。

➡中古パソコンを買うならどこ？初心者でも失敗しない選び方ガイド

ゲオの中古ノートPCはおすすめ？

引用：ゲオオンラインストア

ゲオの中古ノートPCは、手頃な価格と豊富な品揃えが魅力で、一定の人気があります。ただし、購入を検討する際は、メリットだけでなくデメリットも把握したうえで慎重に選ぶことが大切です。

ゲオで中古ノートPCを購入するメリット

1. 手軽に購入できる

全国に実店舗があり、実際に商品を確認してから購入できるのが大きな強みです。ネット通販と違い、キーボードの打鍵感や液晶の状態をチェックできるため、失敗しにくいのがメリット。

また、オンラインショップも活用すれば、幅広い選択肢から購入することも可能です。

2. 比較的リーズナブルな価格設定

ゲオの中古ノートPCは、企業のリースアップ品や型落ちのビジネスモデルが中心です。そのため、新品よりも大幅に安く購入できるため、コストを抑えたい人にとって魅力的な選択肢となります。

3. 一定の動作保証がある

個人売買と違い、ゲオで販売される中古ノートPCの一部には数カ月の保証が付いていることがあります。万が一不具合があった場合でも、返品・交換が可能なため、リスクを抑えて購入できるのがメリットです。

ゲオの中古ノートPCを購入する際の注意点

1. バッテリーやストレージの劣化に注意

ゲオの中古ノートPCは基本的に「現状販売」のため、バッテリーの劣化が進んでいることが多いです。長時間の使用を考えている場合は、バッテリー交換が必要になる可能性が高い点に注意しましょう。

また、HDDモデルは経年劣化により動作が遅くなるため、できればSSD搭載モデルを選ぶのが無難です。

2. 古くて低スペックのモデルが多い

ゲオの中古ノートPCは、企業のリースアップ品や個人売却品が中心です。そのため、最新のOSやソフトウェアが快適に動作しないケースもあります。

特に、動画編集やプログラミングなどの負荷のかかる作業には不向きなことが多いので、購入前に用途に合ったスペックかをしっかり確認することが重要です。

3. 付属品が不足していることがある

ゲオの中古ノートPCは、ACアダプターやリカバリーディスク、メーカー純正ドライバーが付属していないことがあります。特に、OSの再インストールが必要な場合、リカバリーディスクがないと手間がかかるため、事前に確認しておきましょう。

ゲオの中古ノートPCはどんな人に向いている？

1. なるべく安くノートPCを購入したい人

新品には手が出ないが、それなりの性能を持つノートPCを探している人には、ゲオの中古PCが候補になります。ただし、スペックの低いモデルも多いため、用途に合った性能かをしっかり確認することが重要です。

2. サブ機として手軽に使いたい人

メインのPCとは別に、軽作業用のサブ機として使うなら、比較的安価なゲオの中古PCは選択肢の一つになります。特に、ブラウジングや文書作成程度の用途なら、ゲオのPCでも十分に対応可能です。

3. ある程度のメンテナンスができる人

バッテリー交換やOSの再インストールなど、ある程度PCの知識があり、自分でメンテナンスできる人なら、ゲオの中古PCでスペックの良い掘り出し物を見つけてお得に購入できる可能性があります。

失敗しない中古ノートPCの選び方と購入のポイント

中古ノートPCを購入する際は、スペック・バッテリーの状態・保証の有無をしっかり確認することが大切です。新品と違い、中古品は「どこで買うか」や「個体ごとの状態」によって満足度が大きく変わります。

ここでは、中古ノートPCを選ぶ際のポイントと、失敗しない購入方法を詳しく解説します。

1. まずは用途を明確にする｜必要なスペックを把握しよう

中古ノートPCを選ぶ前に、どのような用途で使うのかを明確にすることが重要です。
用途によって適切なスペックが異なるため、適当に選んでしまうと動作が遅くなり、後悔する原因になります。

用途	推奨スペック
ネット閲覧・文書作成	Core i5以上 / メモリ8GB / SSD搭載
ビジネス用途（Office作業・オンライン会議）	Core i5以上 / メモリ8GB / SSD搭載
動画編集・プログラミング	Core i7以上 / メモリ16GB以上 / SSD500GB以上
ゲームプレイ	ゲーミングPC向けのGPU（グラフィックボード）搭載モデル

特にストレージは、HDDよりもSSDのほうが圧倒的に動作が速くなるため、できるだけSSD搭載モデルを選びましょう。

➡【初心者向け】中古パソコン購入時のスペックの見方と選び方をわかりやすく解説

2. バッテリーの状態をチェック｜長時間の使用に影響

ノートPCのバッテリーは消耗品のため、中古品では劣化していることが多いです。以下のポイントをチェックしましょう。

もし持ち運びを考えていない場合は、ACアダプターを常時接続して使うことで、バッテリーの劣化を気にせず利用することも可能です。ただし、その場合はノートPC本来の携帯性が失われるため、用途に応じて選びましょう。

3. 保証の有無を確認｜安心して使うために

中古パソコンはメーカー保証が切れていることがほとんどのため、販売店が提供する保証の有無をチェックしましょう。

長期間の使用を考えている場合は、1年以上の保証が付いたモデルを選ぶのがベストです。

4. 外観の状態をチェック｜見た目と使いやすさも重要

中古パソコンは前の所有者が使用していたもののため、傷や汚れがあることが多いです。特に以下の点を事前に確認しましょう。

オンライン購入の場合、外観の状態が写真だけでは分かりにくいため、商品ページの詳細をしっかり確認し、不明点があれば問い合わせるようにしましょう。

より安心感を求める場合は、返品・交換が可能なショップ（例：PC WRAP ）を選ぶのがベストです。

ノートパソコンの中古はやめとけと言われる理由と注意点まとめ

中古ノートPCは、新品よりもお得に購入できる反面、選び方を間違えるとスペック不足やバッテリーの劣化、保証の問題で後悔することになりかねません。

だからこそ、「どこで買うか」が重要です。

動作確認済みの安心できる中古PCを選べば、コストを抑えつつ快適に使うことができます。

では、中古パソコンはどこで買えば失敗しないのか？

筆者が実際に購入して本当におすすめできる専門店を紹介する記事を用意しました。

「安さ」だけで選んで後悔したくない方は、ぜひ参考にしてください。

＞＞中古パソコンを買うならどこ？初心者でも失敗しない選び方ガイド