捨てるのは早い!古いノートパソコンの使い道7選と正しい手放し方

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捨てるのは早い!古いノートパソコンの使い道7選と正しい手放し方

「古いノートパソコン、もう使わないけど捨てるのももったいないな…」と思ってデスクの隅に放置している方、意外と多いんじゃないでしょうか。

Windows 7・8のサポート終了に加え、2025年10月にはWindows 10のサポートも終了。古いパソコンの再利用や処分を考えている方がこれまで以上に増えています。かといってゴミとして捨てるにもルールがあって面倒。

そのまま引き出しの奥に眠らせている、というパターンが一番多いかもしれません。

でも実は、古いノートパソコンにはまだまだ活用法があります。Linuxを入れて現役復帰させる、ファイルサーバーやNASとして再利用する、子どもの学習専用機にする、デジタルフォトフレームにするなど、スペックや状態に合わせた使い道が複数あるんです。

この記事では、古いノートパソコンの使い道を7つ紹介しながら、売る・処分する方法や、バッテリーが膨張したときの対処法まで幅広く解説します。「捨てるか使うか」の判断材料にもなるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事でわかること
  • 古いノートパソコンのおすすめ活用法7選と選び方の基準
  • LinuxやChromeOS Flexで動作を復活させる具体的な方法
  • データを安全に消去して売る・処分するための手順
  • 膨張したバッテリーの危険性と正しい処分フロー
タップできるもくじ

古いノートパソコンはまだ使える?捨てる前に確認すること

いきなり「活用法7選!」と並べる前に、まず手元のノートパソコンが「使えるのか、使えないのか」を正しく判断することが大切です。

ここを飛ばすと、せっかく時間をかけてLinuxを入れたのに動作がカクカクで使い物にならない…なんてことになりかねません。

古いノートパソコンが「使えない」と感じる原因

古いノートパソコンが重い・遅いと感じる原因は、大きく分けて3つあります。

  • OSが古くて動作が不安定(Windows Vista・7・8・10など)
  • メモリやストレージが現代のソフトの要求に追いついていない
  • HDDの経年劣化で読み書きが極端に遅くなっている

特に見落としがちなのが3つ目のHDD劣化です。OSを入れ直しても、HDD自体がガタガタになっていると根本的な解決にはなりません。「起動に5分かかる」という場合、ほぼHDDが原因です。

SSDに換装するだけで劇的に改善することも多いので、まずはHDDの状態を確認してみるといいかもしれません。

CrystalDiskInfo(無料)を使うと、HDDやSSDの健康状態を「正常」「注意」「異常」で確認できます。「異常」と出た場合は、データのバックアップを最優先にしてください。

Windows 10サポート終了で何が変わった?Windowsの要件も確認しよう

2025年10月14日、Windows 10のサポートが正式に終了しました。これにより、セキュリティパッチの配布も停止。Windows 10のままインターネットに接続し続けることは、Windows 7・8と同様にリスクのある行為となりました。

つまり今この瞬間、「Windows 10が入っているから大丈夫」という状況ではなくなっています。Windows 11へのアップグレードができない古いノートパソコンを持っている方は、このタイミングで使い道を真剣に考える必要があります。

Microsoftが公式に提供している「PC正常性チェックアプリ」をインストールすれば、Windows 11へのアップグレード可否を自動判定してくれます。ただし、動作するかどうかと、快適に使えるかどうかは別の話です。ギリギリのスペックで動かすと、起動だけで数分かかるなんてことも普通にあります。

OSCPUメモリストレージその他
Windows 101GHz以上2GB以上(64bit)32GB以上DirectX 9対応GPU/※2025年10月サポート終了済み
Windows 11第8世代以降のIntel Core(64bit・2コア以上)4GB以上64GB以上TPM 2.0・Secure Boot対応が必須

Windows 11の要件を満たさない場合でも、Linux系OSやChromeOS Flexへの乗り換えで十分に活用できます。また、サポートが切れたOSをネットに繋ぐことはマルウェア感染や個人情報漏洩のリスクがあるため、オフライン専用にするかOSを入れ替えることを強くおすすめします。

次のセクションでは、具体的な活用法を7つ紹介していきます。

古いノートパソコンのおすすめ活用法7選

使わなくなった古いノートパソコンの使い道7選

手元のノートパソコンのスペックと状態が把握できたら、いよいよ活用法の選択です。「何をしたいか」によってベストな使い道は変わってくるので、自分の目的に近いものを選んでみてください。

① LinuxやChromeOS Flexで動作を復活させる

LinuxやChromeOS Flexで動作を復活させる

引用:Ubuntu

Windows 11の要件を満たさない古いノートパソコンに対して、最もコストパフォーマンスが高い解決策がOSの入れ替えです。お金をかけずに、サクサク動く環境に生まれ変わらせることができます。

Linux系OS:軽量で無料、オフライン作業にも強い

Linuxは無料で使えるオープンソースのOSで、Windowsに比べてはるかに少ないリソースで動作します。メモリが2GBしかない古いノートパソコンでも、サクサク動くことが多いです。

初心者に特におすすめのディストリビューション(種類)は以下のとおりです。

  • Ubuntu:世界最大のシェアを誇る定番。日本語サポートも充実していて情報も豊富
  • Xubuntu:Ubuntuをさらに軽量化したバージョン。スペックが低いPCに特に最適
  • ZorinOS:Windowsに近いデザインで操作感が馴染みやすく、乗り換えのハードルが低い

LibreOffice(Officeの代替)、GIMP(画像編集)、Firefox(ブラウザ)など、日常的な作業に必要なソフトが最初から揃っているか、無料で追加できます。Windowsライクな操作感を求めるなら、ZorinOSが特に取っつきやすいのでおすすめです。

実際にUbuntuをインストールして試してみたところ、起動まで1分かかっていた古いノートパソコンが15秒程度で立ち上がるようになりました。「こんなに変わるの?」と驚くレベルの変化です。

Linuxに慣れるまで多少の学習コストはありますが、最初の一歩はZorinOSかUbuntuから始めるのがおすすめです。

ChromeOS Flex:クラウドメインならこちらが快適

GoogleのChromeOS Flexは、Chromebookと同じOSを既存のWindowsパソコンで動かせる無料サービスです。ブラウザベースで設計されているため起動が非常に速く、GmailやGoogleドキュメントを使うことが多い方には特にフィットします。

インストールには別のPCでUSBインストーラーを作成する必要があります。また、インストール実行時に既存のデータがすべて消去されるため、事前のバックアップは絶対に忘れないでください。

ChromeOS Flexには「ライブブート」という機能があり、インストール前にUSBから仮起動してWi-FiやキーボードがOSに認識されるかを確認できます。なお、Googleが公式に動作確認している認定デバイスリストがあり、リスト外のPCではWi-Fiや音声が認識されないケースもあります。インストール前に必ずライブブートで動作確認を行ってください。

LinuxとChromeOS Flex、どちらを選ぶべき?

項目Linux(Ubuntu / ZorinOSなど)ChromeOS Flex
向いている人オフライン作業が多い・ローカルソフトを使いたいクラウド中心・Googleサービスをよく使う
必要なスペックメモリ2GB〜でも動作可能ストレージ16GB以上が必須
導入難易度やや学習コストあり比較的簡単
ネット環境オフラインでも十分使える基本的にネット接続が前提

② サブPCとして画面や処理を分担させる

ある程度スペックが残っているノートパソコンであれば、メインPCのサポート役として使うのが一番効率的です。

スペックの目安としては第6〜8世代Intel Core i5以上・メモリ8GB以上が理想ですが、第4・5世代のCore i3〜i5でも、Slackやメール表示・ブラウザ1〜2タブ程度なら十分こなせます。「メイン作業はしなくていい」と割り切れば、古めのPCでも十分サブとして機能します。

具体的には、メインPCで作業しながら、古いノートパソコンでYouTubeを流したり、Slack・メールを常時表示したり、録画用の環境を作ったりといった使い方です。デュアルモニター環境を低コストで実現できるのが最大の魅力です。

この運用で便利なのが、Microsoftが無料で提供しているMouse without Bordersというソフトです。同じネットワーク内の複数PCを、1組のキーボードとマウスで操作できるようになります。

カーソルが画面の端を越えると自動的に隣のPCに移動し、クリップボードの共有もできるのでコピー&ペーストもシームレスに行えます。

Windows 10以降では「ワイヤレスディスプレイ」機能(Miracast)を使って、古いノートパソコンをサブモニター代わりにすることもできます。ただし第8世代以降のCPUとハードウェアのMiracast対応が必要で、無線接続のため動画などでは若干の遅延が発生する場合があります。

③ ファイルサーバー・自作NASとして使う

引用:TrueNAS SCALE

家族それぞれのスマホや複数のPCで撮った写真・動画・書類を一元管理したいなら、古いノートパソコンをファイルサーバー(NAS)として使う方法がおすすめです。

市販のNAS専用機は2〜5万円以上しますが、古いノートパソコンを転用すれば実質タダで作れます。使うソフトはTrueNAS SCALE(旧FreeNAS)が定番です。USBから起動してインストールするだけで、ブラウザから直感的に操作できるNASが完成します。

ユーザーごとのアクセス権限設定、共有フォルダの作成、自動バックアップのスケジュール設定なども可能です。

自作NASはあくまで家庭内のローカルネットワーク内での運用を前提にしてください。外部のインターネットから直接アクセスできるようにするポート開放は、サイバー攻撃のリスクが高まるため推奨しません。

④ HDDを取り出して外付けストレージにする

ハードディスクケース

本体が起動しない、液晶が割れているなど、システム全体としての再利用が難しい場合でも、内蔵のHDDやSSDが無事であれば「部品取り」で活用できます。

手順はシンプルです。本体裏面のネジを外してHDD/SSDを取り出し、Amazonなどで購入できる2.5インチ用の外付けケース(1,000〜2,000円程度)に差し込むだけ。USBで接続できるポータブル外付けストレージが完成します。

壊れたパソコンの中に残っていた大切な写真や書類を救出する手段としても有効です。ただし、HDDが経年劣化で「異常」状態になっている場合はデータ救出が難しくなるため、早めの対応をおすすめします。

⑤ 映像・写真の再生・表示専用機にする

古いノートパソコンをデジタルフォトフレームとして使用する

古いノートパソコンの液晶は、実はかなり大きなデジタルフォトフレームとして使えます。スマホやカメラで撮りためた写真をローカルに保存してスライドショー表示するだけで、リビングに置いておける電子フォトフレームが完成します。

「お手軽デジタルフォトフレーム」などの無料ソフトを使えば設定も簡単。Windowsの電源設定で「スリープなし」「ディスプレイオフなし」にしておけば、電源を入れた状態で放置するだけで動き続けます。

「実家に送ったら親がすごく喜んでいた」という声はネット上でもよく見かけます。孫の写真が常に流れているのは、高齢の親御さんへのプレゼントとしても喜ばれやすいようです。

私の母も73歳でパソコンを使い始めましたが、難しい操作は一切なく、ただ写真が流れているだけでも十分喜んでくれていました。専用のデジタルフォトフレームより画面が大きいので、見やすさという点でもノートパソコン転用は意外と理にかなっているんですよね。

また、光学ドライブ(CD/DVDドライブ)が付いている旧型ノートパソコンであれば、DVDプレーヤーとして専用化するのもありです。VLC Media Playerなどの無料ソフトをインストールするだけで、すぐに使えます。HDMIでテレビに繋げば、大画面で映画も楽しめます。

⑥ 子どもや親の学習・入門用パソコンにする

パソコンで作業する高齢者

インターネットに接続できない古いノートパソコンは、逆に子どものプログラミング学習環境として理想的です。余計なサイトやゲームに気が散らず、学習だけに集中できる「隔離された安全な環境」が作れます。

Scratch 1.4」などのオフラインエディタをインストールしておけば、ネット接続なしでプログラミングの基礎を学べます。タイピング練習ソフトや、オフラインで動くWordやExcelの代替ソフト(LibreOffice)を入れておくのもいいですね。

親御さんの入門機としても十分活用できます。タイピングやメールの書き方など、シンプルな操作から始めるには、最新のハイスペック機である必要は全くありません。

古いノートパソコンの大きめのキーボードや重厚感のある本体は、かえって子どもが「本格的なパソコン」として扱いやすいという声もあります。タブレットより「ちゃんとした学習感」が出るのも利点です。

⑦ データ救出・バックアップ専用機として使う

「起動すらしない」「画面が映らない」という状態でも、内蔵のHDDやSSDが生きていれば、そこに残っているデータを救出できる可能性があります。

本体裏のネジを外してドライブを取り出し、2.5インチ用の外付けケースに入れればUSBで接続できる外付けドライブとして機能します。思い出の写真や仕事のデータが入っていた場合、この方法が最終手段になることも少なくありません。

HDDの健康状態が「異常」レベルまで劣化していると、データ救出は難しくなります。「なんか最近動きがおかしいな」と感じたら、壊れる前に早めにバックアップをとっておくのが鉄則です。

古いノートパソコンを売る・処分する方法

さまざまな活用法を試みても「やっぱり使い道がない」となった場合は、適切に処分するしかありません。ただし、パソコンはただのゴミとして捨てることができません。法律上のルールと、データ消去の手順をしっかり理解した上で進めてください。

データを完全消去してから手放す

パソコンには、ブラウザのパスワード、ネットバンキングの認証情報、クレジットカード履歴、プライベートな写真など、あらゆる個人情報が保存されています。

これらが適切に消去されないまま第三者に渡ると、なりすましや金銭的被害につながる深刻なリスクがあります。

ここで多くの方が陥る誤解が、「Windowsの初期化(リセット)やフォーマットをすればデータは消える」というものです。実はこれは正しくありません

Windowsの標準的なリセットやフォーマットは、ファイルの「目次情報(インデックス)」を削除するだけで、データの実体はドライブ内に残り続けます。市販のデータ復元ソフトを使えば、フォーマット後でも元のファイルを復元できてしまうのです。

HDDの場合:DBANで完全上書き消去

HDDのデータを完全に消去するには、DBAN(Darik’s Boot and Nuke)というフリーソフトが定番です。USBメモリやDVDに書き込んでブータブルメディアを作成し、そこからPCを起動することで、OSが保護している領域も含めて全セクタを上書き消去できます。

処理には数時間かかる場合がありますが、復元が事実上不可能なレベルでデータを抹消できます。売却・フリマ出品前には必ずこの処理を行ってください。

SSDの場合:Secure Eraseコマンドを使う

SSDに対してDBANのような上書き型の消去を行うと、「ウェアレベリング」という機能の影響で一部のデータが消えきらないリスクがあります。

SSDの場合は、BIOS/UEFIのSecure Erase機能か、各メーカーが提供する公式ツール(Samsung MagicianCrucial Storage Executiveなど)を使うのが確実です。

データ消去の方法については、IPA(情報処理推進機構)の公式ガイドも参考になります。最終的な判断は専門家やメーカーサポートに確認することをおすすめします。

メーカーのリサイクルプログラムを使う

パソコン3R推進協会

引用:パソコン3R推進協会

日本では「資源有効利用促進法」により、パソコンを一般ゴミとして捨てることは禁止されています。最も手軽で信頼性の高い処分方法は、メーカーのリサイクルプログラムを利用することです。

2003年10月以降に販売された家庭向けパソコンには「PCリサイクルマーク」が付いており、このマークがあれば追加費用なしで回収してもらえます。

メーカーの公式サイトから申し込み、専用の「エコゆうパック伝票」で郵便局から発送するだけで完結します。各メーカーの受付窓口はPCリサイクル推進センターの公式サイトで確認できます。

フリマや買取業者に売る

製造から5〜7年以内で、外観・動作ともに問題なければ、売却で現金化するのが一番お得です。買取額の目安としては、Core i5・メモリ8GB・SSD搭載モデルで5,000〜15,000円前後が相場感です(状態・年式によって大きく変動します)。

  • 中古パソコン買取業者(PC WRAP、高く売れるドットコムなど):データ消去を業者側が対応してくれる場合が多く、手間が少ない
  • メルカリ・ヤフオク:ニッチな需要(ThinkPadやVAIOなどの名機)に対応でき、思わぬ高値になることも

フリマで個人間取引する場合は、データ消去の徹底・梱包・クレーム対応まですべて自己責任となります。「起動しない」「説明と違う」といったトラブルも起きやすいので、商品説明は丁寧に記載しておくことが重要です。

「売却額が数千円なら、いっそ中古で買い直したほうが手軽では?」と感じる方も多いかもしれません。実際、Core i5・メモリ8GB・SSD搭載の中古ノートパソコンが2〜4万円台で手に入る今、売却と買い替えを同時に検討するのは十分合理的な判断です。記事末尾で信頼できる中古PC専門店を紹介しています

自治体の回収ボックスに出す

市役所・図書館・家電量販店などに設置されている「小型家電回収ボックス」への投函も選択肢の一つです。申し込み不要・無料で処分できる手軽さが最大の利点です。

回収ボックスには投入口の寸法制限があります(縦15cm×横30cm程度が多い)。15インチ以上の大型ノートパソコンは入らないケースもあるため、事前に自治体のウェブサイトで確認してください。

膨張したバッテリーの危険性と正しい処分方法

長期間保管していた古いノートパソコンを久しぶりに出してみたら、底面が膨らんでいた…という経験はありませんか?これはリチウムイオンバッテリーの「膨張(スウェリング)」という現象で、放置すると非常に危険です。

リチウムイオン電池が膨らむ原因とリスク

バッテリー内部の電解質が経年劣化や過充電、高温環境による化学反応で分解されると、可燃性のガスが発生します。バッテリーは密閉構造のため、ガスが内部に溜まり続けて外装を押し広げる形で膨張します。

膨張したバッテリーは内部のセパレータ(絶縁層)が極限まで引き伸ばされた状態にあります。この状態で無理に取り外そうとしたり、落下させたりすると、内部で短絡(ショート)が起きて発煙・発火・最悪の場合は爆発につながる危険性があります。

膨張を発見したら、すぐに電源を切ってACアダプタを外し、燃えやすいものがない場所に端末を移動してください。充電は絶対に行わないでください。

膨張バッテリーの絶縁処理と保管方法

バッテリーをパソコン本体から取り外す場合は、金属端子部分に絶縁テープ(ビニールテープや布ガムテープ)をしっかり貼り付けて、端子が他の金属と接触しないようにしてください。

輸送中の振動でショートして発火するのを防ぐための重要なステップです。取り外したバッテリーは、直射日光が当たらない涼しい場所に保管し、可燃物の近くには置かないようにしてください。

JBRC回収ボックスで断られたときの対処法

通常の小型充電式電池は、JBRCが家電量販店などに設置している「小型充電式電池リサイクルBOX」に投函できます。しかし膨張・破損・液漏れしたバッテリーは、安全上の理由から投入を断られるケースがほとんどです。

その場合の対処法は以下の2つです。

膨張バッテリーの処分ルート
  • メーカーのサポート窓口に相談:耐火性の専用回収キットを送付してくれるメーカーもあります。PL法の観点から対応してくれる場合が多いです
  • 自治体の指定施設に持ち込む:一部の自治体では、膨張バッテリーの特別回収窓口を設けています。居住地の環境課・清掃部門に問い合わせてください

法人所有のパソコンから出た膨張バッテリーは「産業廃棄物」扱いとなり、自治体の回収サービスは利用できません。都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託する必要があります。処分方法については必ず専門家や自治体に確認してください。

古いノートパソコンより中古パソコン買い替えが得なケース

ここまで古いノートパソコンの活用法を紹介してきましたが、正直に言うと「使い続けるより買い替えたほうが合理的」なケースも存在します。無理に使い続けることが、必ずしもベストな選択ではありません。

修理費用と中古パソコンの価格を比べてみる

古いノートパソコンの修理を検討する際、まず知っておきたいのが修理費用の相場感です。以下はあくまで一般的な目安であり、機種や業者によって大きく異なります。正確な費用は修理業者に直接お問い合わせください。

修理箇所費用の目安備考
バッテリー交換5,000円〜15,000円前後機種によっては部品入手が困難なことも
液晶パネル交換15,000円〜40,000円前後割れ具合・機種によって変動大
キーボード交換10,000円〜30,000円前後一体型の機種は高額になりやすい
SSD/HDD交換15,000円〜35,000円前後データ移行費が別途かかる場合あり
マザーボード交換40,000円〜90,000円前後中古パソコンが買えるレベルの出費

一方、状態のよい中古ノートパソコンは、2〜4万円台から購入できることが多いです。動作確認・クリーニング・OS再インストール済みで、保証付きのものが専門店から手に入ります。

液晶やマザーボードの交換が必要な場合は、修理より買い替えのほうが明らかに合理的なケースがほとんどです。信頼できる中古PC専門店は記事末尾で紹介しています

買い替えどきのスペックの目安

以下のような状態であれば、活用法を試みるよりも買い替えを検討するのが現実的です。

  • メモリが4GB未満でLinuxを入れても動作が重い
  • HDD/SSDが「異常」判定で、いつ壊れてもおかしくない状態
  • バッテリーが著しく膨張していて取り外しも困難
  • 液晶・キーボードなど複数の部品に深刻なダメージがある

中古パソコンであれば、Core i5・メモリ8GB・SSD搭載の快適な環境が新品の半額以下で手に入ります。「古いパソコンをなんとかしよう」と時間を費やすより、さっさと買い替えて快適な環境に移行したほうが、トータルのコスパは高いことも多いです。

古いノートパソコンの使い道でよくある質問

ノートパソコンをしばらく使わないとどうなる?

長期間放置すると、主に2つの問題が起きやすいです。1つ目はバッテリーの劣化。リチウムイオン電池は放置状態でも少しずつ劣化が進み、最終的には充電できなくなります。2つ目はHDDの劣化。機械式のHDDは長期間動かさないとモーターが固着したり、読み書き速度が低下することがあります。

さらに、久しぶりに起動するとOSのアップデートが大量に溜まっていることも。特にサポートが終了したOSの場合、アップデート自体がもう来ないため、そのままネットに繋ぐのは危険です。長期保管する場合も、3〜6ヶ月に一度は電源を入れてバッテリーの状態を確認することをおすすめします。

データ消去はフォーマットだけで大丈夫?

大丈夫ではありません。Windowsのフォーマットや初期化は、データの「目次情報」を削除するだけで、データの実体はドライブに残り続けます。市販のデータ復元ソフトを使えば、フォーマット後でも元のファイルを取り出せてしまいます。

ChromeOS FlexとLinuxはどちらがおすすめ?

使い方によって変わります。GmailやGoogleドキュメントなどクラウド中心の使い方がメインならChromeOS Flex、オフライン作業やローカルソフトをよく使うならLinuxがおすすめです。どちらも無料で導入でき、古いノートパソコンをセキュアに使えるようになります。迷ったらまずZorinOS(Linux系)を試してみるのが取っつきやすくておすすめです。

まとめ:古いノートパソコンの使い道と賢い選択

古いノートパソコンの使い道について、活用法から処分方法まで幅広くお伝えしました。最後に要点を整理します。

古いノートパソコンの使い道7選
  1. LinuxやChromeOS Flexを入れてメインPCとして復活させる
  2. サブPCやワイヤレスサブモニターとして活用する
  3. TrueNASでファイルサーバー・自作NASにする
  4. HDDを取り出して外付けストレージにする
  5. デジタルフォトフレームやDVDプレーヤーとして専用化する
  6. 子どもや親のプログラミング・学習専用機にする
  7. データ救出・バックアップ専用機として活用する
処分・安全管理のポイント
  • 処分する場合はデータ完全消去(DBAN or Secure Erase)→適切な回収ルートで
  • 膨張バッテリーはメーカー相談または自治体指定施設へ

古いノートパソコンの使い道は、スペックと状態次第でかなり変わります。まずは現状のスペック確認とHDDの健康チェックから始めて、「使える」「使えない」を正直に判断することが大切です。

どう活用するにしても、個人情報の取り扱いと安全な処分については慎重に対応してください。不明な点は各メーカーや自治体の窓口に直接問い合わせることをおすすめします。

信頼できる中古パソコン専門店3選

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古いノートパソコンの活用に取り組んでみたものの、メモリ不足やHDDの劣化で限界を感じているなら、思い切って買い替えるほうが時間的にも合理的なケースがあります。私が実際に自腹で購入してきた中から、特に信頼できる中古パソコン専門店を3つ紹介します。

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各ショップの詳細な比較や自腹レビューは、中古パソコンを買うならどこ?全店自腹購入した管理人が選ぶ専門店6選をご覧ください。

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この記事を書いた人

中古パソコン歴20年。「新品が一番」と思っていた私が中古PCの魅力に目覚め、現在は30台以上の中古パソコンを実際に購入・検証してきました。レノボ、富士通、DELL、HP等、複数メーカーの製品を実際に使用した経験をもとに、初心者目線で分かりやすく情報を発信。「自分が家族や友人にすすめられるか?」という基準で、正直なレビューをお届けしています。
中古パソコンを買ったあとに「これ知っておけばよかった」と思う操作の豆知識も、あわせて発信しています。

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