iPadを選ぶとき、多くの人が迷うのが「Wi-Fiモデル」と「セルラーモデル」のどちらにするかです。
特にセルラーモデルは便利そうに見える一方で、料金や契約まわりが少し複雑で、「本当に必要だったのか」とあとから後悔してしまうケースもあります。
「セルラーモデルのデメリットって?」「月額料金ってどのくらいかかるの?」「契約しなくても使えるのかな?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
また、「自宅のWi-Fiだけで足りるかも」「中古で安く買いたいけど注意点は?」というように、購入や利用を検討する上で気になるポイントは人それぞれです。
実際、私自身も最初は「外でも使いたいから」と思ってセルラーモデルを購入しましたが、思ったほど出番がなく、最終的には手放してWi-Fiモデルに落ち着いたという経緯があります。
使ってみてわかること、逆に使う前に知っておけばよかったと思うことも多いのがiPadの選び方です。
この記事では、そうした迷いや疑問をできるだけわかりやすく解消できるよう、iPadのセルラーモデルに関する情報を幅広く整理して紹介します。
契約方法や料金の目安、中古購入時のチェックポイントなども含めてまとめているので、これからiPadを選ぶ方にとって役立つ内容になっています。後悔しない選択のために、ぜひ参考にしてください。
- セルラーモデルとWi-Fiモデルの違いや向いている人の特徴
- セルラーモデルにかかる月額料金や契約方法の選択肢
- 中古でセルラーモデルを購入する際の注意点
- テザリングや通信契約なしでの活用方法
iPadのセルラーモデルで後悔する理由とは
iPadのセルラーモデルを選ぶデメリットは?

iPadのセルラーモデルは外出先でも自由にインターネットが使える魅力的な選択肢ですが、購入前に知っておくべきデメリットがいくつかあります。これらを理解した上で選択すれば、後悔のない買い物ができるでしょう。
本体価格が高額になる
最も大きなデメリットは、Wi-Fiモデルと比べて本体価格が高いことです。セルラーモデルには通信チップやアンテナなどの追加部品が搭載されているため、同じストレージ容量でも15,000円〜20,000円程度の価格差が生じます。
例えば、iPad(第11世代)の場合、128GB Wi-Fiモデルが58,800円なのに対し、セルラーモデルは84,800円と、26,000円もの差があります。この価格差は決して小さくありません。
月額通信料が継続的に発生
セルラーモデルを活用するには、携帯電話会社との契約が必須です。大手キャリアでは月額1,100〜5,280円、格安SIMでも月額500円〜3000円程度の通信料が継続的にかかります。
年間で考えると6,000円〜63,000円程度の固定費となるため、Wi-Fi環境での利用が中心の場合、この費用が無駄になってしまう可能性があります。
契約の複雑さと縛り
キャリアでセルラーモデルを購入する場合、端末の分割払いや料金プランの組み合わせにより、思わぬ契約条件が付く場合があります。最低利用期間や解約金が設定されていることもあり、柔軟な利用が難しくなるケースも見られます。
また、SIMロックがかかっている場合、他社のSIMカードが使えないという制限もあります。
本当に必要かを見極めることが重要
これらのデメリットを踏まえると、セルラーモデルの購入前には以下の点を検討することが大切です。
- 外出先でiPadを頻繁に使うか
- スマートフォンのテザリングでは不十分か
- 追加の月額料金を払う価値があるか
自宅や職場のWi-Fi環境での利用が中心で、外出時はスマートフォンのテザリングで済む場合は、Wi-Fiモデルの方がコストパフォーマンスに優れているでしょう。
購入前にご自身の利用パターンを冷静に分析し、長期的なコストも含めて判断することをおすすめします。
iPadのセルラーモデルの月額料金はいくらですか?
iPadのセルラーモデルを購入する場合、本体価格とは別に月々の通信料金が発生します。これはiPadをスマートフォンのようにモバイル回線で使うために必要なコストであり、選ぶプランによって金額に幅があります。
大手キャリアの料金プラン
主要キャリアが提供するiPad向けの料金プランは以下の通りです。
キャリア | プラン名 | 月額料金(税込) | 契約形態 |
---|---|---|---|
au | タブレットプラン3 / 50 | 1,100円(3GB) / 5,280円(50GB) | タブレット単体で契約可 |
ソフトバンク | データ専用3GB / 50GBプラン | 990円~(3GB) / 5,280円(50GB) | タブレット単体で契約可 |
ドコモ | データプラス(スマホとシェア) | 1,100円(※スマホ回線必須) | スマホ回線とのセット契約のみ |
最もお得なのはデータシェアプランです。
スマートフォンをお持ちの場合、月額1,100円のデータシェアプランが最もコストパフォーマンスに優れています。スマートフォンの契約しているデータ容量をiPadと共有できるため、追加コストを最小限に抑えられます。
格安SIMという選択肢
より安く利用したい場合は、格安SIMの活用がおすすめです。データ専用プランなら月額500円〜3,000円程度で利用でき、大手キャリアと比べて大幅にコストを削減できます。
特に注目したいのが筆者も契約している楽天モバイルの「Rakuten最強プラン(データタイプ)」です。
月間データ利用量 | 月額(税込) |
---|---|
~3GB | 1,078円 |
~20GB | 2,178円 |
20GB超(無制限) | 3,278円 |
従量制のため使わない月は料金が安くなり、テザリング無料・契約事務手数料0円・eSIM対応と利便性も高く、iPadとの相性が抜群です。
ただし、楽天回線エリア外ではパートナー回線(au)に切り替わり、月5GB超で最大1Mbpsの速度制限がかかる点にご注意ください。
スマートフォンをお持ちの方はデータシェアプランが最もお得で、より安さを求める方や柔軟なデータ利用を希望する方には格安SIMがおすすめです。
ご自身の利用スタイルと予算に合わせて最適なプランを選択し、快適でコストパフォーマンスの良いiPadライフを送りましょう。
iPad miniのセルラーモデルの月額は高い?
iPad miniのセルラーモデルは、コンパクトで持ち運びやすい点から人気ですが、「小型だから料金も安い」と誤解されがちです。
実際の月額料金は他モデルと同じ
iPad miniでも通信費は他のiPadモデル(無印、Air、Pro)と全く変わりません。通信料金は端末サイズではなく、契約するデータプランによって決まるためです。
具体的には以下の料金がかかります。
- 大手キャリア(データシェア):月額1,100円
- 大手キャリア(単独契約):月額1,100円(3GB)〜5,280円(50GB)
- 格安SIM:月額119円〜3,000円程度
iPad miniに適したプラン選択
iPad miniの特性を活かすなら、以下のプランがおすすめです。
- 軽い利用中心:格安SIMの小容量プラン(月額500円〜1,000円)
- スマホユーザー:データシェアプラン(月額1,100円)
- コスト重視:Wi-Fiモデル+テザリングで追加料金なし
iPad miniだからといって通信費が安くなることはありませんが、利用方法に合わせて適切なプランを選べば、月額1,100円程度でも十分活用できます。
iPadのセルラーモデルは契約なしで使えますか?
iPadのセルラーモデルを購入したものの、月額通信料を支払うかどうか迷っている方は多いのではないでしょうか。実は、セルラーモデルは通信契約をしなくても問題なく使用できます。
セルラーモデルであっても、Wi-Fi環境があれば通信契約なしでiPadの機能をフル活用できます。スマートフォンをWi-Fi専用で使うのと同じ考え方です。
契約なしで利用できる機能
通信契約をしていない状態でも、以下の機能は全て問題なく利用できます。
- インターネット閲覧・動画視聴
- アプリのダウンロードと使用
- 電子書籍の閲覧
- 写真・動画編集
- ドキュメント作成・ノートアプリ
- ゲームやクリエイティブアプリの使用
つまり、自宅・職場・カフェなどWi-Fi環境が整っている場所での利用が中心であれば、通信契約は必須ではありません。
セルラーモデル特有のメリット
契約なしでも活用できるセルラーモデル独自の機能があります。それが高精度GPS機能です。
Wi-Fiモデルには搭載されていないGPSチップがセルラーモデルには内蔵されているため、インターネット接続がない状況でも正確な位置情報を取得できます。
地図アプリでのナビゲーションや位置情報を活用するアプリを利用する際に、この機能は非常に有用です。
コストパフォーマンスの考慮点
ただし、重要な点があります。セルラーモデルはWi-Fiモデルと比較して15,000円〜20,000円ほど高価です。通信契約をしない前提で購入する場合、この価格差が適切な投資といえるかどうか検討が必要です。
Wi-Fi環境での利用が大部分を占め、外出先では必要に応じてスマートフォンのテザリング機能を活用すれば、Wi-Fiモデルでも十分対応できる場合があります。
一方で、将来的に通信契約をする可能性がある方や、GPS機能を重視される方には、セルラーモデルを選択しておく価値があります。購入前に自分の利用パターンを具体的にイメージし、最適な選択をすることが重要です。
iPadをWi-Fiだけで使うのは可能ですか?
iPadをWi-Fiだけで使うことは十分可能です。実際に、多くのユーザーがモバイル通信契約をせずに、Wi-Fi環境のみでiPadを活用しています。
現在では家庭や職場はもちろん、カフェ、図書館、公共施設など無料Wi-Fiが利用できる場所が大幅に増えており、日常的な用途であればWi-Fi接続だけで十分対応できるケースがほとんどです。
Wi-Fi環境で利用できる機能
iPadはWi-Fi接続があれば、以下の機能を制限なく利用できます:
- インターネット閲覧・検索
- 動画ストリーミング(YouTube、Netflix等)
- アプリのダウンロードとアップデート
- オンライン会議・授業への参加
- クラウドストレージでのファイル同期
- SNSの利用・メールの送受信
また、事前にダウンロードしたコンテンツは、オフライン環境でも問題なく利用できます。電子書籍、音楽、動画、ゲームアプリなどを準備しておけば、移動中でも快適に使用できます。
Wi-Fi利用時の制約と対処法
外出先でリアルタイム通信が必要な場面では、Wi-Fi環境がないと制限を感じることがあります。地図アプリでのナビゲーション、リアルタイムでのクラウドドキュメント編集、最新情報の取得などが該当します。
こうした場面では、スマートフォンのテザリング機能が有効な解決策となります。必要な時だけスマートフォンからインターネット接続を共有することで、Wi-FiモデルのiPadでも一時的にモバイル通信を利用できます。
コスト面での優位性
Wi-Fiモデルは本体価格がセルラーモデルより15,000円〜20,000円安く、月額通信料も不要なため、総合的なコストを大幅に抑えられます。使用場所が限定的で、常時通信が必要でない場合は、Wi-Fi専用での運用が最も経済的な選択肢といえます。
Wi-Fi環境が整っている場所での利用が中心であれば、iPadをWi-Fiのみで運用することは非常に現実的で、多くのユーザーにとって十分満足できる使い方です。
iPadのセルラーモデル後悔を防ぐための選び方
iPhoneのテザリングでセルラーモデルは不要?

iPhoneのテザリング機能を活用すれば、iPadのセルラーモデルがなくても外出先でインターネットを使用できます。通信費を抑えたい方にとって、Wi-Fiモデル+テザリングの組み合わせは有効な選択肢の一つです。
テザリングとは、iPhoneのモバイル回線を利用して他の機器をインターネットに接続する機能です。Wi-Fi、Bluetooth、USB接続のいずれかの方法でiPadをネットに繋げることができ、使用感はセルラーモデルに近いものがあります。
これにより、カフェや電車内などWi-Fi環境がない場所でも、iPadを自由に使用できるようになります。
テザリングのメリット・デメリット
ただし、テザリングが全ての人にとって最適な解決策とは限りません。
長時間の使用を想定する場合は、モバイルバッテリーの携帯が必要になります。また、iPadを頻繁に使用する場合は、接続の手間がストレスになることもあります。
快適なテザリング利用の条件
テザリングを快適に利用するには、以下の条件を満たすことが重要です。
- データ無制限または大容量プランの契約
- モバイルバッテリーの携帯
- 接続手順の習熟
筆者自身も楽天モバイルを利用していますが、データ使い放題(※一部条件あり)のため、ギガ数を気にせずテザリングできて非常に快適です。
Wi-FiモデルのiPadでも外出先でストレスなく使えるため、セルラーモデルを選ばずに済んだことに満足しています。
このように、適切な通信プランと併用することで、Wi-FiモデルのiPadでもセルラーモデルに匹敵する利便性を実現できる現実的な選択肢といえます。
iPadのWi-Fiモデルはテザリングできないの?
iPadのWi-Fiモデルとテザリングの関係について、よくある誤解を解説します。結論から言うと、Wi-Fiモデル自体が他の機器にテザリングすることはできませんが、テザリングを「受ける」ことは可能です。
Wi-Fiモデルでできること・できないこと
iPadのWi-Fiモデルには通信回線がないため、スマートフォンのように自分自身の回線を使って他の機器をインターネットに接続させる機能は備わっていません。
テザリングの発信
テザリングの受信
よくある使い方としては、iPhoneの設定からテザリングを有効にし、iPad側でそのWi-Fiネットワークを選んで接続するという流れです。
セルラーモデルとの違い
セルラーモデルのiPadには自身の通信回線があるため、以下の両方が可能です。
- 受信側:他の機器のテザリングに接続
- 発信側:自分の回線を使って他の機器にテザリング提供
つまり、「iPadでテザリングを使う」と言っても、Wi-Fiモデルでは「受け手」、セルラーモデルでは「発信・受信両方」という役割の違いがあります。
実際の使用場面での判断
もし「iPadから他の機器にテザリングしたい」と考えているなら、Wi-Fiモデルでは対応できません。この場合はセルラーモデルが必要になります。
逆に、「外出先でもiPad自身がインターネットに繋がっていればよい」という方であれば、スマートフォンのテザリングを活用することで、Wi-Fiモデルでも十分に活用できます。
自分の使用目的に合わせて、どちらのモデルが適しているかを判断することが重要です。
iPadのセルラーモデルの中古購入で注意すること

iPadのセルラーモデルを中古で購入する場合、新品よりも価格を抑えられるメリットがありますが、セルラーモデル特有の注意点があります。
事前に確認せずに購入すると、後悔につながるケースもあるため、重要なポイントを押さえておきましょう。
必須確認事項
中古のセルラーモデルを購入する際は、まずSIMロックの有無を確認することが重要です。セルラーモデルは特定のキャリアで販売されていたものが多く、SIMロックがかかっている可能性があります。
SIMロックとは、その端末が特定の通信会社のSIMカードでしか使えないよう制限されている状態です。購入後に自分の契約している通信会社のSIMカードを挿しても使えない可能性があるため、購入前に「SIMロック解除済み」かどうかを必ず確認してください。
次に重要なのがアクティベーションロックの確認です。これはApple IDが端末に紐づいている状態で、前の所有者のログイン情報が必要になるケースです。
アクティベーションロックがかかったままだと、初期化しても新たに使用できません。特に個人間取引やフリマアプリでの購入時には要注意です。
端末の状態確認
バッテリーの劣化具合も気になるポイントですが、iPadの場合、中古販売店でバッテリー容量を公開しているところはほとんどありません。iMazingなどの専用ツールを使わない限り、正確な容量を知ることは困難なんですよね。
そのため、使用年数や外観の状態から推測するか、信頼できる販売店で購入後の保証があるものを選ぶのが現実的です。
筆者の経験上、イオシスなどの信頼できる販売店で発売から5年以内の条件で選ぶと、バッテリーの劣化も比較的少なく、安心して使用できることが多いです。
また、画面の割れ、本体の凹み、ボタンの動作など、基本的な機能に影響する損傷についても注意が必要ですが、イオシスなどの動作確認や清掃をしっかり行っているショップでBランク以上を選べば、このような問題はほぼ回避できます。
信頼できる販売店の選択
中古のiPad購入では販売店選びが非常に重要です。
筆者は中古のiPadはイオシス
で購入するようにしています。専門スタッフが動作確認済みの端末が販売されており、保証制度が充実している専門店を選ぶことで、リスクを大幅に軽減できます。
このような専門店では、SIMロック解除状況やバッテリー状態、動作確認が事前に行われており、購入後のトラブルを避けやすくなります。
セルラーモデルは通信機能がある分、価格が高めになりがちです。中古で安く手に入れたいと考える方も多いですが、こうしたリスクを理解した上で、信頼性のある店舗や販売元を選ぶことが成功の鍵となります。
iPadのセルラーモデルはどこで契約するのがいい?
iPadのセルラーモデルを手に入れた後、「どこで通信契約をすれば最もお得で快適に使えるのか」は重要な判断ポイントです。契約先によって月額料金、通信品質、サポート体制が大きく異なるため、自分の使用パターンに最適な選択をしましょう。
大手キャリア:安定性と利便性を重視する人向け
大手キャリア料金比較表
キャリア | データシェア | 単独契約(小容量) | 単独契約(大容量) |
---|---|---|---|
ドコモ(ahamo) | 1,100円 | 2,970円(20GB) | 4,950円(100GB) |
au | 1,100円 | 1,100円(3GB) | 5,280円(50GB) |
ソフトバンク | 1,078円 | 1,408円(3GB) | 5,280円(50GB) |
ドコモ(ahamo
)、au、ソフトバンクの最大の魅力は全国どこでも安定した通信品質。既にスマートフォンを契約している場合は、データシェアプランで月額1,100円程度に抑えることが可能です。
ただしiPadとのデータ共有により、現在のプランでは容量不足になる場合は、より大容量のプランへの変更が必要になることもあります。
格安SIM:コストパフォーマンス重視の人向け
主要格安SIMの料金比較表
データ容量 | IIJmio(eSIM) | mineo | UQモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
1GB | – | 880円 | – | 1,078円 |
2GB | 440円 | – | – | 1,078円 |
3GB | – | – | 1,078円 | 1,078円 |
5GB | 650円 | 1,265円 | – | 2,178円 |
10GB | 1,050円 | 1,705円 | – | 2,178円 |
20GB | 1,650円 | 1,925円 | – | 2,178円 |
無制限 | – | – | 2,178円※ | 3,278円 |
- UQモバイルの無制限プランは最大500kbpsの低速通信
IIJmioのeSIMは特に最安クラスの料金設定が魅力です。物理SIMカードが不要で即日開通でき、iPad本体のみの購入でも簡単に契約できます。
UQモバイルはauのサブブランドとして安定した通信品質を保ちながら、格安SIM並みの料金で利用できる点が特徴です。
コストを抑えつつ無制限で使いたいなら楽天モバイルがおすすめです。
筆者も実際に楽天モバイルを契約していますが、月額3,278円でデータ使い放題は非常にコストパフォーマンスが高く、動画視聴やテザリングを気兼ねなく利用できます。
使用パターン別おすすめ契約先
iPadの通信契約は後から変更も可能です。まずは自分の利用パターンを把握し、料金と通信品質のバランスを考慮して選択することが、長期的な満足につながります。
安定した通信を重視する人は大手キャリア(ahamo
など)がおすすめです。地方でも安定した高速通信が必要で、既にスマホを契約済みならデータシェアプランが最適。
ただし、データ不足でプラン変更が必要になる場合、1,100円に加えて追加費用が発生する可能性がありますので注意。
とにかく料金を抑えたい人はIIJmioを選びましょう。2GBで440円という破格の安さが魅力。Wi-Fi環境メインで外出時は軽い利用程度なら、年間でも5,000円程度に抑えられます。
データを気にせず使いたい人は楽天モバイルが最適です。動画視聴、テザリング、大容量ファイルのダウンロードなど、データ消費を気にせず使いたい場合に最適。月額3,278円で完全無制限は他社では実現できない価格帯です。
購入後にセルラーモデルからWi-Fiモデルに変更できる?
iPadのセルラーモデルを購入したものの、「月額料金がかかるし、Wi-Fiモデルにしておけばよかった」と後悔している方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、購入後にハードウェア的にWi-Fiモデルへ変更することは不可能です。
なぜモデル変更ができないのか
セルラーモデルとWi-Fiモデルは、根本的にハードウェア構造が異なります。セルラーモデルには通信用アンテナ、SIMカードスロット、通信モジュール、GPSチップが搭載されており、これらはWi-Fiモデルには存在しません。
そのため、SIMカードを抜いたり設定を変更したりしても、物理的にWi-Fiモデルになるわけではありません。
契約解除という選択肢
ただし、通信契約を解除してWi-Fi専用で使用することは可能です。この場合、月額通信料は不要になりますが、セルラーモデルの高い本体価格(約2万円差)が無駄になってしまいます。
返品・交換の現実
Apple Storeでは原則として開封後の返品・交換は受け付けていません。ただし、購入から14日以内で未使用状態であれば返品できる場合があります。
家電量販店などでは独自の返品ポリシーがある場合もありますが、購入証明書と短期間での申し出が条件になることが多いです。
実質的な解決策
現実的には、セルラーモデルからWi-Fiモデルへの変更は「買い替え」が唯一の解決策です。セルラーモデルを中古として売却し、Wi-Fiモデルを新たに購入する方法になりますが、価値減少や新品購入費用などのコストが発生します。
後悔しないための判断基準
購入前に以下の点を検討することが重要です。
iPadは高価な買い物だからこそ、自分のライフスタイルと照らし合わせて、本当に必要な機能は何かを見極めることが後悔のない選択につながります。
後悔しないiPad選びのポイント
iPadを購入する際、最も多い後悔が「Wi-Fiモデルにすればよかった」「セルラーモデルにしておけばよかった」という選択ミスです。高価な買い物だからこそ、事前に重要なポイントを整理して、満足度の高い1台を選びましょう。
使用場所で決まる最適なモデル
トータルコストを必ず計算する
多くの人が見落とすのが、購入後の維持費です。
- Wi-Fiモデル:本体価格のみ(月額0円)
- セルラーモデル:本体価格+月額1,100円〜5,000円
年間で考えると13,000円〜60,000円の差になるため、実際の使用頻度と照らし合わせて判断することが重要です。
用途に合わせたモデル・容量選択
ストレージ不足は後から解決できないため、少し余裕を持った容量を選ぶのがおすすめです。
購入先選びも重要な要素
- Apple Store:最新モデル・充実サポート・下取り対応
- 家電量販店:ポイント還元・実機確認可能
- 中古専門店:コスト重視・豊富な在庫
筆者個人のおすすめは、Apple Storeや家電量販店で実機を確認してから、イオシスなどの信頼できる中古専門店で購入する方法です。
実際にサイズ感や重量、画面の見やすさなどを体感してから購入すれば、「思っていたより大きかった」「重すぎた」といった失敗を避けられます(これ意外とあるんですよ)。
中古購入の場合は、SIMロック解除済み・アクティベーションロック解除済みの確認が必須です。イオシスのような専門店なら、これらの確認が徹底されており、保証制度も充実しているため安心して購入できます。
iPadセルラーモデルで後悔しないために知っておくべきポイント
- セルラーモデルはWi-Fiモデルより本体価格が15,000〜26,000円ほど高い
- 通信契約が必須で、月額500〜5,280円のランニングコストが発生する
- 年間では最大6万円以上の通信費がかかる場合がある
- 通信契約なしでも利用は可能だが価格差を無駄に感じやすい
- GPS機能はセルラーモデルのみだが、必要性は用途次第
- テザリングが使えればWi-Fiモデルでも十分対応可能
- キャリア契約は縛りや解約金が発生することがある
- 格安SIMなら安く使えるがエリアや速度に注意が必要
- iPad miniでも通信料金は他モデルと変わらない
- セルラーモデルは他の機器にテザリングを提供できる
- Wi-Fiモデルはテザリングを受けることはできるが発信は不可
- 購入後にWi-Fiモデルへ変更することは物理的に不可能
- 中古のセルラーモデルはSIMロックとアクティベーションロックに注意
- 通信契約なしで使うなら本体価格差の妥当性を見極めるべき
- 外出先での使用頻度が少ないならWi-Fiモデルの方が合理的
iPadセルラーモデルの賢い購入方法と最適な契約先選び
ここまでiPadのセルラーモデルについて詳しく解説してきましたが、「実際にどこで買って、どこで契約すれば一番お得なの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
筆者が実際に使っている方法も含めて、最もコストパフォーマンスの良い購入・契約方法をご紹介します。
iPad本体を安く手に入れるなら中古専門店
新品のiPadは高価ですが、中古なら大幅にコストを抑えられます。筆者がおすすめするのはイオシス
での購入です。
イオシスをおすすめする理由

- SIMロック解除・アクティベーションロック解除済み
- 専門スタッフによる動作確認・清掃済み
- ショップ独自の保証制度
- Bランク以上なら外観・動作ともに良好
実際に何度も利用していますが、状態の良いiPadを安く購入できるため、非常に満足しています。
\コスパ重視でキレイなiPadが欲しいなら/
/在庫多数&赤ロム保証付きで失敗しない!\
通信契約で迷ったらこの2択
iPad本体を手に入れた後の通信契約は、使用スタイルに応じて以下から選ぶのがおすすめです:
安定性重視なら大手キャリア(ahamo)

- 全国どこでも安定した通信品質
- 20GB:2,970円、100GB:4,950円
- ドコモ回線で安心のサポート体制
地方への移動が多い方や、常に安定した通信環境が必要な方に最適です。
\全国どこでも安定したドコモ品質の通信が可能/
コスパ重視なら楽天モバイル

- 月額3,278円でデータ無制限
- 使わない月は自動的に安くなる従量制
- テザリングも無料で無制限
筆者も実際に楽天モバイルを契約していますが、データ量を気にせず動画視聴やテザリングができて非常に快適です。
\データ無制限&テザリング無料。月3,278円で使い放題!/
あなたに最適な組み合わせは?
➡コスト最優先の方 → イオシス
で中古iPad +
楽天モバイル
➡安定性も重視したい方 → イオシス
で中古iPad + ahamo
➡新品がほしい方 → Apple Store + 楽天モバイル
この記事の情報を参考に、ぜひあなたに最適なiPadライフを実現してください。適切な選択をすれば、セルラーモデルでも十分コストを抑えながら快適に利用できます。