iPadはいつまで使えるのか――
これは、今使っている端末をこのまま使い続けるべきか、それとも買い替えたほうがいいのか迷っている方にとって、大きな関心ごとの一つではないでしょうか。
「サポートは何年で終わるの?」
「アップデートはいつまで可能?」
「iPad第5世代や第9世代はまだ使える?」
そんな疑問を持つ方のために、この記事ではiPadの寿命やサポート終了の目安、さらに各モデルごとの使用可能期間について詳しく解説していきます。
iPad AirやiPad miniなどのシリーズごとの違い、中古iPadを選ぶ際に知っておきたい注意点もまとめているので、買い替えを検討している方はもちろん、継続利用を迷っている方にも役立つ内容です。
ご自身のiPadが今どのタイミングにあるのか、判断の参考としてぜひ最後までご覧ください。
- iPadのモデルごとの寿命と買い替え時期の目安
- アップデートやサポートが終了するタイミング
- 現在も使えるかどうかのモデル別の判断基準
- 中古iPadを選ぶ際のポイントと注意点
iPadはいつまで使える?寿命の目安と判断基準

iPadはいつまで使えるのかについては、単純に「何年」というだけで判断するのは難しいところです。
実際には、使用環境やモデルの性能によって寿命に差が出るため、一律の年数では語れません。ただし一般的には、5〜7年程度がひとつの目安とされています。
iPadの寿命を判断する際に注目すべきポイントはいくつかあります。まず重要なのが、iPadOSのアップデート対象かどうかです。
サポート対象から外れると、セキュリティ更新が止まり、新しいアプリが正常に動かなくなる可能性が出てきます。
次に見ておきたいのがバッテリーの状態です。
バッテリーの持ちが極端に悪くなっていると、日常的な使用にも不便が生じるようになります。加えて、アプリの起動や画面の切り替えが遅くなるといった操作面の劣化も、ひとつのサインといえるでしょう。
例えば、発売から7年以上が経過した古いモデルでは、すでに最新のOSに対応していないケースが多く見られます。そうなると、アプリの互換性が失われ、やがて日常利用に支障をきたしてしまう可能性があります。
また、フル充電してもすぐにバッテリーが減ってしまう場合は、バッテリー交換か、端末そのものの買い替えを検討すべきタイミングかもしれません。
このように考えると、iPadの寿命は単に使用年数だけでなく、「OSの対応」「バッテリーの消耗度」「操作性の変化」など複数の視点から総合的に判断することが大切です。
表面的にはまだ使えているように見えても、内部的にはセキュリティリスクが増していたり、アプリに不具合が出たりすることもあるため、安心して使い続けるためにも、早めの判断が求められます。
iPadのサポートは何年で終了?基準を具体的に解説

iPadのサポートがいつまで続くかを知るには、Appleが公式に定めている「ビンテージ製品」と「オブソリート製品」という分類を理解しておく必要があります。この区分は、修理サービスの提供可否に大きく関わってきます。
まず、「ビンテージ製品」とは販売終了から5年以上7年未満のiPadを指します。この期間にある端末は、Appleまたは正規サービスプロバイダに在庫があれば修理を受け付けてもらえる可能性があります。
ただし、パーツの供給が難しくなるため、必ず修理できるとは限りません。
一方で「オブソリート製品」は、販売終了から7年以上が経過した端末です。この段階になると、Appleでは一切の正規修理サポートが終了します。たとえバッテリー交換であっても、受付はしてもらえません。
例えば、2017年に発売されたiPad第5世代は、2025年現在ではすでに7年以上経過しており、オブソリート製品に近づいている、またはすでに該当している可能性があります。
該当モデルを使い続けている場合は、故障時の対応が非常に限られてくるため注意が必要です。
一方、iPad第9世代(2021年発売)や第10世代(2022年発売)といった比較的新しいモデルは、今後も数年のサポートが期待できる段階にあります。
このように、iPadの修理やサービスサポートを受けられるかどうかは、「いつ発売されたモデルなのか」だけでなく、「Appleがいつまで修理対応してくれるか」という点で見極めることが大切です。
特に、中古でiPadを購入する場合は、すでにサポートが終了しているモデルが出回っているケースもあるため、購入前にサポート状況を確認することをおすすめします。
iPadのアップデートは何年対応?iPadOSの終了時期の目安
以下はApple公式が発表している「iPadOS 18」に対応しているモデル一覧です。
- 現在ご利用中のiPadが対応しているかのチェックに
- これから中古や新品で購入を検討している方にも参考になります
iPadOS 18対応モデル一覧を見る
カテゴリ | 対応モデル例(2025年7月時点) |
---|---|
無印iPad | iPad(第7〜10世代)、A16チップ搭載モデル |
iPad mini | iPad mini(第5・第6世代)、A17 Pro搭載モデルなど |
iPad Air | iPad Air(第3〜5世代)、11・13インチM2 / M3搭載モデルなど |
iPad Pro | 11インチ(第1〜M4)、12.9インチ(第3〜第6世代)、13インチM4 |
※詳しくはApple公式サイトにて確認できます。
iPadがiPadOSのアップデートに対応する期間は、一般的に発売から6〜7年程度が目安とされています。とはいえ、Appleが毎年判断を下しているため、すべてのモデルが同じ年数で対応終了になるわけではありません。
iPadOSのメジャーアップデートは、毎年秋に提供されます。このアップデートでは、セキュリティ機能の強化に加えて、新機能の追加や動作速度の改善などが行われるため、対応しているかどうかが使用感に大きく影響します。
一方で、アップデート対象から外れたiPadでは次のような問題が起こることがあります。
- 一部の新しいアプリがインストールできなくなる
- セキュリティパッチが適用されなくなり、ウイルスや不正アクセスのリスクが高まる
- アプリの動作が不安定になる可能性がある
例えば、iPad mini 第5世代(2019年発売)は、2025年現在でもiPadOSのアップデート対象です。ただし、次のバージョン(iPadOS 19など)から除外される可能性があるため、今後数年以内にサポート終了となるかもしれません。
このように、モデルごとに状況が異なるため、自分のiPadが今どの段階にあるかを確認することが大切です。
Apple公式サイトやWWDC(Worldwide Developers Conference:ワールドワイド・デベロッパーズ・カンファレンス)などの発表で、毎年のアップデート対象機種が公表されているので、チェックしておくと安心です。
OSが更新されなくなると、日常の使い勝手に影響が出るだけでなく、アプリの互換性やセキュリティにも不安が残ります。そうした変化を感じ始めたら、早めに買い替えを視野に入れておくことをおすすめします。
iPadが寿命かどうか判断する3つのサイン

iPadは長期間使える製品として知られていますが、いつかは買い替えが必要なタイミングが訪れます。「まだ使える」と思っていても、いくつかの症状が現れてきたら、それは寿命のサインかもしれません。
ここでは、iPadが寿命に近づいているかどうかを見極める代表的な3つのポイントを紹介します。
まずひとつ目は、動作の遅さやアプリの不具合が頻発することです。
たとえば、アプリの起動に時間がかかったり、操作中にフリーズしたり、画面が反応しなくなるといった症状が目立ち始めた場合、ハードウェア性能が現在のアプリに追いついていない可能性があります。こうした現象が日常的になると、快適な使用は難しくなります。
次にあげられるのは、バッテリーの急激な劣化です。購入当初は一日中使えていたiPadが、数時間でバッテリー切れを起こすようになると、実用面での限界が近づいている証拠です。
特に、充電してもすぐに減ってしまうような状態は、劣化がかなり進行しているサインです。
そして三つ目は、iPadOSのアップデート対象から外れているかどうかです。Appleが発表する新しいiPadOSに対応していない場合、セキュリティの脆弱性や、最新アプリがインストールできないといった問題が生じやすくなります。
特にオンライン決済や仕事で使う場合には、大きなリスクになるでしょう。
このように、「動作の不安定さ」「バッテリーの消耗」「OSのサポート終了」という3つのサインが重なると、iPadは明確に寿命が近づいていると判断できます。
ひとつだけの問題なら、修理や設定の見直しで延命できるケースもありますが、複数が同時に起きている場合は、買い替えを前向きに検討する時期に来ていると言えるでしょう。
サポート終了で何が起きる?リスクと影響まとめ

iPadは見た目に大きな変化がなくても、Appleのサポートが終了すると、実は裏側でさまざまなリスクが生じます。問題は使えるかどうかではなく、“どこまで安全か・どこまで快適か”という点です。
ここでいうサポートには、主にiPadOSのアップデートと、Apple公式による修理サービスが含まれます。これらの提供が終了することで、ユーザーにとって重要な保護や機能性が徐々に失われていきます。
もっとも深刻なのは、セキュリティ面のリスクです。iPadOSのアップデートには、不具合の修正や新機能の追加だけでなく、外部からの攻撃を防ぐセキュリティ対策も含まれています。
アップデートが止まると、今後発見されるウイルスや不正アクセスに対する防御策が講じられず、情報漏洩などのリスクが高まります。
次に、アプリの互換性問題も見逃せません。App Storeに並ぶ多くのアプリは、最新のOSを前提に開発されています。
そのため、古いOSでは新バージョンのアプリがインストールできなかったり、動作が不安定になったりするケースが増えてきます。中には、ログインすらできなくなるサービスも出てくる可能性があります。
さらに、Appleによる正規の修理サポートも期限があります。販売終了から5年以上経過すると「ビンテージ製品」、7年を超えると「オブソリート製品」に分類され、正規サービスでの修理が完全に受けられなくなります。
バッテリーの交換や軽微な不具合であっても、対応不可となることがあります。
このように、サポート終了は単に「使えなくなる」というだけではなく、安全性・互換性・メンテナンス性といった多方面での制約が一気に広がるタイミングです。
トラブルを未然に防ぐためにも、サポート状況を定期的に確認し、使い続けるかどうかを冷静に判断することが求められます。
【機種別】iPadモデルごとのサポート終了一覧
iPadはモデルごとにサポート終了のタイミングが異なります。ここでは、2025年時点での主要モデルについて、OSアップデートや修理対応の状況を整理してご紹介します。
お使いの端末がどこまで現役かを見極める参考にしてください。
通常モデル(無印iPad)
モデル名 | 発売年 | OSサポート状況 | 修理対応 |
---|---|---|---|
第5世代 | 2017年 | iPadOS 16までで終了 | 完全終了済み |
第6世代 | 2018年 | iPadOS 17が最終の可能性あり | 終了間近 |
第7世代 | 2019年 | iPadOS 18対応 | 数年は継続見込み |
第8世代 | 2020年 | iPadOS 18対応 | 安心して利用可 |
第9世代 | 2021年 | iPadOS 18対応 | 安心して利用可 |
第10世代 | 2022年 | 最新機能にも対応中 | 長期サポート見込み |
- Appleの公式発表や過去の傾向を元に、2025年時点での予測を含めて記載しています。
その他シリーズ
- iPad Air / iPad miniシリーズ
第5世代以降のモデルは、まだiPadOS 18にも対応しており、少なくとも数年は現役利用が可能です。特に第6世代以降のiPad miniは処理能力も高く、安心して使い続けられます。 - iPad Proシリーズ
M1チップ以降のモデル(第5世代以降)は今後も長くサポートされる見込みです。A12Z搭載の第4世代までは2026〜2027年ごろが一区切りになると考えられます。
iPadは一般的に、発売から6〜7年がOSと修理のサポート目安となりますが、実際の終了時期はモデルや販売時期によっても差があります。
中古購入や買い替えの検討をしている場合は、こうした最新のサポート情報を事前に確認しておくと安心です。
iPad第5世代はまだ使える?2025年時点の対応状況

引用:Apple
2017年に発売されたiPad第5世代は、2025年現在では基本的に現役として使うには厳しい状況にあります。iPadOSのサポートはすでに終了しており、セキュリティ更新や新機能の追加も受けられません。
さらに、Appleの公式修理サポートも打ち切られているため、万が一故障した場合には正規ルートでの修理が受けられない状態です。
Appleでは、販売終了から7年以上が経過した製品を「オブソリート製品」として扱っており、iPad第5世代もすでにこのカテゴリに入っています。
普段使いでの使用感についても、以下のような支障が出てくるケースが増えてきます。
- アプリの起動や動作が遅く、途中でフリーズすることがある
- 新しいアプリがインストールできない、または機能が制限される
- バッテリーの劣化により充電が長持ちしない
こうした点から、性能・快適さ・安全性のいずれをとっても、iPad第5世代の利用はすでに限界に達していると考えられます。
もしこのモデルを現在も使っている場合は、なるべく早めにデータのバックアップを取り、移行先の端末を検討しておくことが重要です。
最新モデルでなくても、中古の第9世代や整備済のiPadであれば、十分な性能と長いサポート期間が期待できます。
iPad第9世代はいつまで使える?スペックと耐用年数

引用:Apple
iPad第9世代は2021年に登場したモデルで、A13 Bionicチップを搭載し、センターフレーム対応のインカメラなどを備えたバランスの良い端末です。
エントリーモデルながら処理性能と使い勝手の両方を兼ね備えており、教育用途や日常使いにも適しています。
現在も最新のiPadOSに対応しており、少なくともあと2〜3年はアップデートが提供される見込みです。Appleの傾向から考えると、発売から6〜7年はサポートが続くと予想され、2026年〜2028年ごろまでは現役で使える可能性があります。
バッテリー性能も比較的安定しており、新品時は最大10時間程度の駆動が可能です。日々の充電習慣や使用環境を意識すれば、バッテリー劣化も緩やかに抑えられます。
また、万一バッテリーの持ちが悪くなっても、Appleの公式サポートで交換が可能です。
ただし、処理能力の面では、今後登場する高負荷なゲームアプリや動画編集系アプリでは性能不足を感じることが出てくるかもしれません。そのため、長期的に使うつもりなら、メモリやストレージ容量に余裕のあるモデルを選ぶと安心です。
iPad第9世代は現時点では安心して使えるモデルですが、将来的に買い替えの判断が必要になる場面を見越して、バッテリー管理やデータのバックアップなどにも意識を向けておくとより安心です。
iPad第10世代は長く使える?上位モデルとの比較も

引用:Apple
iPad第10世代は2022年10月に登場し、従来の無印iPadから大幅に進化したモデルとして注目されました。
USB-Cポートの採用、ホームボタンの廃止によるフルディスプレイデザイン、そしてA14 Bionicチップの搭載など、見た目も性能も現代的な仕様にアップグレードされています。
このスペックにより、発売から数年が経過した今でも、快適に使える現役モデルといえるでしょう。
iPadが長く使えるかどうかは、「OSアップデートの継続性」と「処理性能の余力」の2点で見極めるのが基本です。
第10世代モデルは、2025年時点で最新のiPadOS 18に対応しており、今後も数年間はアップデートの対象となる見込みです。過去の傾向から、少なくとも2028年頃まではサポートされる可能性が高いでしょう。
搭載されているA14 Bionicチップは、iPhone 12シリーズにも採用されたもので、動画の視聴やWeb閲覧はもちろん、軽度な動画編集やゲームアプリも快適に動作します。
普段使いの範囲で性能不足を感じることは少なく、5年以上の使用も十分に視野に入る端末です。
ただし、より高性能なiPad Air(M1チップ搭載)やiPad Pro(M2チップ搭載)と比べると、性能差は明確です。
たとえば、複数アプリの同時起動によるマルチタスク処理や、重いグラフィック処理などのシーンでは、上位モデルの方がスムーズに動作します。
それでも、価格とのバランスを重視するのであれば、第10世代は非常に優れた選択肢です。ライトな用途や学習目的、動画視聴などの日常的な使い方であれば、数年先まで安心して使い続けられるiPadといえるでしょう。
iPad Airのサポート年数は?選ばれる理由と特徴

引用:Apple
iPad Airは、性能と価格のバランスに優れたシリーズとして、多くのユーザーに支持されています。特に最新の第5世代(2022年発売)はM1チップを搭載し、性能面ではiPad Proにも引けを取らないスペックを持っています。
そのため、日常的な用途はもちろん、動画編集やデザイン作業などにも対応できる実力があり、コストを抑えつつも高性能なモデルを求める人にとって魅力的な選択肢です。
iPadのiPadOSサポート期間は、一般的に発売から6〜7年が目安です。iPad Air第5世代も、2028年ごろまではアップデートの対象になる可能性が高く、長期間にわたって安心して使えるでしょう。
また、修理サポートについても、Appleでは販売終了から最大7年間の対応が行われる傾向があります。これにより、万が一故障があっても、一定期間は安心して修理サービスを受けられます。
iPad Airは軽量かつ薄型で、持ち運びやすさにも優れています。11インチのLiquid Retinaディスプレイは発色が美しく、動画視聴や読書にもぴったりです。
Apple Pencil(第2世代)やMagic Keyboardに対応しているため、学習・ビジネス用途にも幅広く使える拡張性があります。
一方で、ストレージは最大256GBまでに限られており、Face IDではなくTouch IDが採用されている点には注意が必要です。とはいえ、これらは多くのユーザーにとって大きなデメリットにはなりにくいでしょう。
全体として、iPad Airは高性能ながらも価格が比較的抑えられており、「軽くてパワフルなiPad」を探している人には非常にバランスの取れた1台といえます。
iPad miniはいつまで使える?小型モデルの寿命比較

引用:Apple
iPad miniは、コンパクトなサイズと優れた携帯性から、他のiPadとは異なる魅力を持つモデルです。特に移動中に使いやすく、片手でも扱える軽快さが特徴といえるでしょう。
2021年に登場した第6世代モデルでは、USB-Cポートの採用やA15 Bionicチップの搭載など、大幅なアップグレードが行われました。
これにより、小型ながらも処理能力が高く、普段使いはもちろん、手書きやマルチメディアにも対応できる1台となっています。
このiPad mini(第6世代)は、現在も最新のiPadOSに対応しており、今後も数年間はアップデート対象として継続されると予想されます。
Appleの過去の傾向を考えると、発売から6年ほどはソフトウェアアップデートが受けられる可能性が高く、2027年頃までは安心して使えるでしょう。
さらに、販売終了後も5〜7年間はAppleの修理サポートが続く場合が多いため、万が一の故障にも一定期間は対応してもらえる安心感があります。
iPad mini最大のメリットは、やはりサイズと軽さにあります。電車や飛行機といった移動中の使用に適しており、読書・動画視聴・SNSのチェックなど、ライトな用途で非常に快適に使えます。
また、Apple Pencil(第2世代)に対応しているため、メモやイラスト用途にもぴったりです。教育や仕事のサブ機としても十分に機能を果たします。
ただし、小さな画面はマルチタスクや本格的な編集作業には不向きです。ストレージ容量も限られているため、動画編集やゲームなど重たい用途には物足りなさを感じることがあるかもしれません。
このように、iPad miniは用途に合えば非常に長く使えるモデルです。約6年の寿命を想定しつつ、軽量かつ高性能なタブレットを求める方には、今なお十分おすすめできる端末といえるでしょう。
iPad Proは何年使える?世代別の寿命と買い替え目安
モデル | 発売年 | 現在のOS対応状況 | 今後の使用目安 |
---|---|---|---|
第1・第2世代 | 2015〜2017年 | iPadOS 18 非対応 | あと1〜2年が目安 |
第3〜4世代 | 2018〜2020年 | 最新OSに対応中 | あと3〜5年使える可能性 |
M1 / M2モデル | 2021〜2022年 | 現行OSにフル対応 | あと5〜7年の使用が期待 |
iPad Proがいつまで使えるかは、モデルごとの発売時期やiPadOSのアップデート状況、さらにユーザーの使い方によって大きく変わります。一般的には、6〜8年ほどが快適に使える目安とされています。
iPad Proシリーズは無印iPadやiPad miniよりも処理性能やディスプレイ品質が高く、長期間にわたって安定したパフォーマンスを維持できる点が魅力です。そのため、ハードウェア的には比較的長く活躍できる端末といえます。
とはいえ、実際に「使い続けられるか」を判断する上で重要なのが、iPadOSのアップデート対応状況です。以下は、主な世代ごとの現状と今後の見通しです。
たとえば、2017年に登場したiPad Pro第2世代(12.9インチ)は、すでにiPadOSのアップデート対象から外れています。この場合、セキュリティ更新や新機能の追加が受けられなくなるため、最新のアプリやサービスを利用する際に不便が生じやすくなります。
ただし、アップデートが終了したからといって、すぐに使えなくなるわけではありません。動画視聴やWebブラウジング、軽い作業であれば、旧世代のiPad Proでもまだ活用の余地があります。
実際に、教育用やサブ端末として使っているユーザーも少なくありません。
一方で、年数が経過するほど、バッテリーの持ちが悪くなったり、アプリが非対応になったりと、使用感に影響が出てくるのは避けられません。また、Apple PencilやMagic Keyboardとの互換性もモデルによって異なるため、注意が必要です。
このように、iPad Proは最大で8年程度使える場合もありますが、「快適に使える期間」としては5〜6年程度をひとつの目安と考えておくのが現実的です。
現在の使用感やOSの対応状況をチェックしながら、買い替えのタイミングを見極めることが大切です。に見て判断することが大切です。
中古iPadを選ぶなら?おすすめモデルと注意点

中古のiPadを選ぶ場合、新品よりもコストを抑えられる反面、いくつかの重要な注意点があります。特に、初めて中古端末を購入する人にとっては「どのモデルを選ぶべきか」「どこをチェックすれば安心か」といった疑問が多くなるものです。
ここでは、中古iPadを選ぶときにおすすめできるモデルと、購入前に確認しておきたいポイントを詳しく解説します。
まず、中古iPadで特に人気が高く、おすすめされやすいのは「iPad第9世代」や「iPad Air第4・第5世代」です。これらのモデルは、現行のiPadOSに対応しており、今後数年間はOSアップデートの継続が期待できます。
性能面でも普段使いに十分な処理能力があり、教育用途・ビジネス・娯楽のいずれにも対応しやすいバランスが整っています。また、比較的新しいモデルのため、バッテリーの劣化リスクも低めです。
購入時に重視したいのは「OSのアップデート対象かどうか」です。すでにiPadOSのサポートが終了しているモデルを選んでしまうと、セキュリティリスクが高まるほか、アプリの互換性に問題が出る可能性があります。
そのため、可能であれば「発売から4〜5年以内のモデル」を基準に探すと安心です。
次に、購入先の信頼性も重要です。中古iPadはフリマアプリでも多く見かけますが、できれば「保証付きの専門ショップ」から購入するのが望ましいです。
たとえば、イオシス
やにこスマ
、ゲオオンラインストア
などの店舗では、動作確認済みの端末が販売されており、初期不良に対する保証も用意されています。赤ロム保証やバッテリー状態の明記があるかどうかも確認すると良いでしょう。
そしてもう一つ忘れてはいけないのが「付属品や外観の状態」です。特にLightningケーブルや充電アダプターが純正品でない場合、充電不良や発熱の原因になることもあります。
また、画面の傷や背面の凹みなど、写真だけでは分かりづらい部分もあるため、実店舗での確認や詳細な写真のある出品を選ぶと失敗が減ります。
このように考えると、中古iPadを選ぶ際には価格だけでなく、「性能」「OS対応状況」「保証内容」「外観状態」の4つを軸に比較検討するのが大切です。うまく選べば、新品と変わらない快適さでタブレットライフをスタートさせることができるでしょう。
中古iPadの選び方やおすすめショップについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
>>iPadの中古はどこで買う?おすすめショップと注意点を徹底解説
iPadはいつまで使える?モデル別の寿命と判断ポイントまとめ
- iPadは平均して6〜7年程度使える
- iPadのサポート終了は販売終了から約5〜7年が目安
- アップデート対象から外れた時点で寿命と考えるべき
- セキュリティ更新が止まるとリスクが高まる
- バッテリーの劣化が進むと実用性が下がる
- 動作が極端に遅くなった場合も買い替えの合図
- iPad第5世代は2025年時点で実質的に寿命を迎えている
- iPad第9世代は少なくとも2028年頃まで使用可能
- iPad第10世代は最新モデルで耐用年数も長い
- iPad Airは性能と軽さのバランスが良く長期利用に向く
- iPad miniは小型ながら高性能で5〜6年は使える
- 修理サポートは販売終了から7年が一般的な上限
- アプリが対応しなくなると使い勝手が著しく低下する
- 中古で買う場合はサポート中のモデルを選ぶべき
- 使用頻度や充電の仕方で実際の寿命は前後する

中古のiPadを買うなら、管理人も購入経験があるイオシス
をおすすめします。
イオシスは状態良好な中古iPadの価格が安く、在庫も非常に豊富。ショップ独自の3ヶ月の保証に加え、赤ロム保証もあるので、安心して購入できます。
管理人もイオシスでBランクのiPadを購入しましたが、肉眼では傷を確認できないほどキレイで大満足でした。
中古のiPadを探している方は、イオシスをチェックしてみてください。
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