iPadを新品で購入しようと思うと、かなりの出費になってしまいますよね。そこで注目したいのが中古iPadの狙い目モデルです。
2025年現在、中古市場には性能が優秀でありながら価格が手頃な魅力的な機種が数多く存在しています。しかし「中古はやめたほうがいい」という声も聞こえてくるのも事実です。
確かに古いモデルにはバッテリーの劣化や性能面での不安があります。でも正しい知識を持って選べば、新品の半額以下で満足できるiPadを手に入れることは十分可能です。
重要なのは、どのモデルが本当におすすめなのか、そしてどこで買うのが安全なのかを知ることです。せっかく安く購入できても、すぐに不具合が出てしまったり、思ったより性能が低かったりしては意味がありません。
この記事では、中古iPad選びで失敗しないための具体的なポイントと、2025年に本当におすすめできる狙い目機種を詳しくご紹介します。
購入前に知っておくべき注意点から信頼できる販売店まで、ぜひ参考にしてください
- 2025年時点で狙い目となる中古iPadのモデルや世代
- 中古iPadを選ぶ際の注意点や避けるべきモデル
- 購入先ごとの特徴や安心して買えるおすすめ店
- 中古iPadの寿命や価格相場、ストレージ選びの目安

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2025年版:中古iPadの狙い目はこれ!おすすめ機種をシリーズ別に紹介
2025年に中古でiPadを選ぶ際に狙い目となるのは、無印・mini・Proのそれぞれで比較的新しい世代のモデルです。ここからは、シリーズごとにおすすめ機種を紹介していきます。
中古のiPad(無印)のおすすめ機種

画像引用:Apple公式
iPad(無印)は、手頃な価格でAppleのサービスやアプリを活用できるエントリーモデルです。中古市場でも人気が高く、コストパフォーマンスに優れた選択肢が揃っています。
ただし、世代によって性能や機能が大きく異なるため、購入する際には注意が必要です。ここでは2025年時点でおすすめできる世代と、避けるべきモデルを解説します。
おすすめ①:iPad(第9世代)
まず、おすすめしたいのはiPad(第9世代)
です。
2021年に発売されたモデルで、現在も新品が販売されているため、中古市場にも比較的状態の良いものが多く出回っています。A13 Bionicチップを搭載し、Web閲覧、動画視聴、簡単な作業を快適にこなせる性能を備えています。
Apple Pencil(第1世代)やSmart Keyboardにも対応しており、メモや簡単な文章作成にも便利です。ストレージは64GBと256GBの2種類があり、64GBでもクラウドを活用すれば十分ですが、アプリやデータを多く保存する予定があるなら256GBを選ぶのが安心です。
おすすめ②:iPad(第8世代)
次に、iPad(第8世代)
もおすすめです。2020年発売のモデルで、A12 Bionicチップを搭載しています。第9世代と比べると若干処理性能は劣りますが、普段使いには十分なスペックを持っています。
中古価格がこなれてきているため、安価に手に入れたい人には魅力的な選択肢です。ただし、第9世代と比べると長期的なOSアップデートのサポート期間が短くなる可能性がある点は考慮すべきでしょう。
避けた方がいいモデル
第7世代以前のiPadは注意が必要です。2019年発売の第7世代はA10 Fusionチップを搭載しており、最新のアプリでは動作が重くなるケースが増えています。
加えて、OSサポート終了が近づいているため、アプリの互換性やセキュリティの面でも不安が残ります。特に長期的な利用を考える場合、古い世代はおすすめできません。
中古のiPad miniの狙い目機種は?

画像引用:Apple公式
iPad miniは、コンパクトなサイズと高い携帯性が最大の魅力です。軽量で持ち運びやすく、外出先での作業や電子書籍の閲覧、メモ取りに適しているため、中古市場でも安定した人気があります。
ただし、世代ごとに性能や機能が大きく異なるため、用途や予算に合わせて選ぶことが重要です。ここでは、2025年時点でおすすめできるモデルと避けるべきモデルを紹介します。
おすすめ①:iPad mini(第6世代)
最も狙い目といえるのがiPad mini(第6世代)
です。2021年発売のモデルで、最新に近いスペックを備えています。A15 Bionicチップを搭載しており、高い処理性能を持つため、仕事用アプリやゲームなど幅広い用途に対応できます。
また、USB-Cポートを採用しているので、充電やデータ転送がスムーズに行えるのも大きなメリットです。さらにApple Pencil(第2世代)に対応しているため、ノート代わりに使いたい人やイラスト制作をしたい人に最適です。
ベゼルが薄くなり、従来モデルより画面が広くなったことで、動画視聴や読書も快適。新品では価格が高めですが、中古なら比較的お得に購入できるため、性能を重視するユーザーには特におすすめです。
おすすめ②:iPad mini(第5世代)
コストを抑えたい場合は、iPad mini(第5世代)
が候補になります。2019年発売でA12 Bionicチップを搭載し、普段使いには十分な性能を備えています。ブラウジングや動画視聴、SNSの利用など日常的な用途なら快適にこなせます。
さらにApple Pencil(第1世代)に対応しており、手書きメモや簡単なスケッチも可能。デザインは第6世代に比べて古く、ベゼルがやや太めですが、その分価格が下がっているため、コスパを重視する人には魅力的な選択肢です。
避けた方がいいモデル
iPad mini(第4世代)以前のモデルはおすすめできません。2015年以前の発売モデルは処理性能が低く、最新のiPadOSに対応していない、または対応終了が近い可能性があります。
アプリが使えない、動作が重いなどの不便さに加え、バッテリー劣化が進んでいるケースも多く、長期利用には向いていません。
中古のiPad Proの狙い目機種は?

画像引用:Apple公式
iPad Proは、Appleのタブレットシリーズの中で最も高性能なモデルです。動画編集やイラスト制作といったクリエイティブな用途から、ビジネスシーンでの活用まで幅広く対応できます。
新品では高価なiPad Proも、中古市場なら比較的手頃な価格で入手できるため、狙い目のモデルが複数存在します。ここでは、2025年時点でおすすめできる世代と避けるべきモデルを紹介します。
iPad Pro 11インチ(第1世代)
まず注目したいのが、2018年に登場したiPad Pro 11インチ(第1世代)
です。A12X Bionicチップを搭載しており、現在でも快適な処理性能を維持しています。
さらに120Hzのリフレッシュレートに対応したProMotionディスプレイやUSB-Cポート、Face IDなど、最新モデルに近い機能を備えているのが魅力です。
Apple Pencil(第2世代)やMagic Keyboardとの互換性もあるため、イラスト制作や文書作成などクリエイティブ用途にも最適。中古市場で価格が下がってきているため、高性能を手頃なコストで求める人にぴったりのモデルです。
iPad Pro 12.9インチ(第3世代)
大画面を活かした作業を重視するなら、iPad Pro 12.9インチ(第3世代)
が候補になります。2018年発売で、こちらもA12X Bionicチップを搭載。12.9インチのLiquid Retinaディスプレイは迫力があり、動画編集やデザイン作業など作業領域を広く確保したい人におすすめです。
中古市場でも需要が高く、状態の良い個体が比較的見つけやすい点もメリット。価格と性能のバランスを考えると、特にクリエイティブワーク向けには非常にコスパの良い選択肢と言えます。
さらに新しい選択肢:M1搭載モデル
予算に余裕がある場合は、2021年発売のiPad Pro 12.9インチ(第5世代)
やiPad Pro 11インチ(第3世代)
も検討する価値があります。M1チップを搭載しており、MacBookに匹敵する処理性能を持っています。
最新の機能をフルに活用したい人におすすめですが、中古でも価格は高めになる点に注意が必要です。
避けたほうがいいモデル
一方で、iPad Pro(第1世代・第2世代)はおすすめできません。性能が古く、OSやアプリのサポート終了が近づいているため、長期的に使うには不安があります。安さに惹かれて購入しても、快適に使えない可能性が高いでしょう。
なぜ中古のiPadはダメなのでしょうか?

中古のiPadに対して「不安がある」と感じる人は少なくありません。その背景には、OSアップデートができない問題、機能や周辺機器の制限、セキュリティリスク、そしてハードウェアの劣化といった要素があります。
こうしたデメリットから「中古のiPadはやめたほうがいい」と言われることも多いのです。
ただし、リスクを理解したうえで正しく選べば、中古でも十分実用的に使えます。ここでは、中古iPadが敬遠されがちな主な理由を詳しく解説します。
OSアップデートに対応できない
Appleは数年ごとに新しいiPadOSを提供しますが、古いiPadはサポートから外れてしまいます。サポート対象外になると次のような不便が発生します。
- 最新のiPadOSをインストールできない
- 新機能を利用できない
- 一部アプリが動作しない、またはインストールできない
特に最新アプリやゲームを快適に利用したい人にとって、OS非対応は大きなデメリットです。
周辺機器との互換性に制限がある
新しいiPadが登場するたびに、Appleはアクセサリーや周辺機器の仕様を変更してきました。そのため、中古の古いiPadでは最新の周辺機器が使えない場合があります。
- 第2世代Apple Pencilが使えない
- USB-CではなくLightning端子しか搭載していない
- 一部のキーボードやマウスが非対応
例えば、Apple Pencilは「第1世代しか使えない」モデルだと書き心地や充電方法に不満が出るケースがあります。また、USB-C非対応だと最新の充電器やケーブルを共有できず、結局持ち物が増えてしまいます。
さらに、仕事用に外付けキーボードを使いたくても、接続できないモデルでは生産性を上げられません。
セキュリティリスクが高まる
Appleは定期的にセキュリティアップデートを提供していますが、OSサポートが終了したiPadでは更新が受けられません。その結果、以下のリスクが増大します。
- 脆弱性が放置される
- ウイルスやハッキングの標的になりやすい
- 個人情報の流出につながる可能性がある
ネットバンキングやクレジット決済を利用する人にとっては、特に見逃せないリスクです。
バッテリーやハードウェアの劣化
中古iPadは使用歴があるため、内部パーツの劣化が進んでいる可能性があります。
- バッテリー持ちが悪い
- 充電に時間がかかる、または電源が突然落ちる
- スピーカーやカメラの故障、画面タッチの不具合が出ることも
見た目はきれいでも、内部が消耗していることは珍しくありません。前の持ち主の使い方次第で状態が大きく変わる点も注意が必要です。
以上のように、中古のiPadにはリスクがあります。とはいえ、これらを理解したうえで「新しい世代を選ぶ」「イオシス
などの信頼できる販売店で購入する」といった対策をとれば、コストを抑えながら安心して活用できるのです。
中古iPadの寿命とOS対応年数

iPadはApple製品の中でも耐久性が高く、長期間利用できるデバイスです。ただし「どのくらい使えるのか」は気になるところでしょう。寿命を決める主な要素は「OSのサポート期間」と「バッテリー寿命」の2つです。
1. iPadOSのサポート期間
iPadOSのサポート期間はモデルによって異なりますが、目安は6〜8年程度です。例えば2017年発売のiPad(第5世代)は、iPadOS 16まで対応しましたが、最新のiPadOS 18にはアップデートできません。
OSのサポートが終了しても直ちに使えなくなるわけではありません(Appleのセキュリティリリース)。しかし古いOSのままでは次のような問題が生じやすくなります。
- 新機能が利用できない
- アプリの非対応が増える
- セキュリティリスクが高まる
つまり「動くけれど安心して使い続けられるかどうか」は別問題です。Apple自身も「ソフトウェアを常に最新にしておくことが安全に使うための最も重要な対策」と述べています。
サポートが切れたiPadは、日常利用ならともかく、仕事やオンライン決済には注意が必要です。
2. バッテリー寿命
iPadのバッテリーは、フル充電サイクルを1,000回繰り返した時点で、本来の容量の最大80%を維持できるように設計されています(バッテリーのサービスとリサイクル)。これは、一般的な使用状況で約4~5年に相当します。
長期間使うと、充電の持ちが悪くなる・フル充電に時間がかかる・パフォーマンスが落ちるといった症状が出てきます。ただしAppleのバッテリー交換サービスを利用すれば、新品に近い状態まで回復させることも可能です。交換を前提にすれば、デバイスをさらに長く利用できるでしょう。
総合的な寿命の目安
通常の使い方なら5年程度は問題なく利用できます。さらにバッテリー交換を行えば、6〜8年にわたって使用することも十分に可能です。
とはいえ、iPad本体が動いていてもOSのアップデート対象外になった時点で、最新機能やセキュリティに不安が出てきます。その時点を「買い替えのサイン」と考えた方が安心でしょう。
中古iPadの価格帯別おすすめ相場

iPadの中古市場はモデルや世代によって価格差が大きいのが特徴です。購入を検討する際は「用途に合った性能」と「適正な相場感」をセットで理解しておくことが大切です。
ここでは、中古iPadをハイスペック・ミドルスペック・ロースペックの3つに分類し、それぞれの相場を紹介します。
ハイスペックモデルの相場
中古市場でハイスペックに分類されるのは、最新〜1〜2世代前のiPad Proシリーズや最新のiPad Airです。代表的な機種は以下の通りです。
- iPad Pro 12.9インチ(第4〜5世代)
- iPad Pro 11インチ(第2〜3世代)
- iPad Air(第4〜5世代)
これらは高性能チップを搭載しており、動画編集や本格的なイラスト制作、ビジネス用途にも対応できます。中古価格はおおむね12〜13万円前後ですが、ストレージ容量や本体の状態によって上下します。
特に256GB以上や美品は高額になりやすく、Wi-Fi + CellularモデルはWi-Fi専用モデルよりやや高値です。
ミドルスペックモデルの相場
ミドルスペックは数世代前のiPad ProやiPad Air、そして最新のスタンダードiPad(無印)が中心です。主な対象モデルは以下になります。
- iPad Pro 12.9インチ(第2〜3世代)
- iPad Pro 11インチ(第1世代)
- iPad Air(第2〜3世代)
- iPad mini(第5〜6世代)
- iPad(第9世代)
中古価格は5〜10万円ほどで、画面サイズやストレージ容量により差が出ます。例えば、iPad Air(第4世代)はA14 Bionicチップを搭載しているため、同じミドルクラスでもやや高値で推移します。
コストパフォーマンスを求めるなら、この層が最も選びやすいでしょう。
ロースペックモデルの相場
ロースペックにあたるのは古い世代の無印iPadやminiです。
- iPad mini(第4世代以前)
- iPad(第8世代以前)
中古価格は2〜5万円程度と手頃ですが、ストレージが16GBや32GBに限られる場合が多く、アプリのインストールや動画保存には向きません。さらに最新のiPadOSに非対応なケースもあり、長期利用を考えると注意が必要です。
メールやブラウジング程度のライトユーザーには選択肢になり得ますが、幅広い用途を求める方には不向きです。
中古iPadの価格を左右する要因
同じモデルでも、中古価格はさまざまな要因によって変動します。主なポイントを以下にまとめま同じモデルでも価格は状態や仕様によって変わります。主な要因は次の通りです。
- ストレージ容量(128GB以上は高値になりやすい)
- 本体の状態(傷が少なく画面も綺麗な美品は高額になりやすい)
- バッテリーの状態(最大容量が80%以上なら価格が安定しやすい)
- 付属品の有無(箱や充電器が揃っていると評価が上がる)
- モデルの種類(Wi-Fi + CellularはWi-Fi専用より高額)
このように相場は一律ではなく、個体ごとの条件で変動します。購入時は価格だけでなく状態やスペックを必ず確認することが大切です。
iPadのストレージ容量は128GBで足りる?

iPadを購入するとき、多くの人が悩むのがストレージ容量の選び方です。128GBモデルは価格と容量のバランスが良く、一般的な使い方なら十分対応できます。
ただし、用途によっては早い段階で容量が不足するため、購入前にどんな使い方を想定するかを整理しておくことが大切です。
128GBで十分なケース
Web閲覧やメール、SNSなどの軽い作業が中心であれば、128GBで困ることはほとんどありません。動画もYouTubeやNetflixなどストリーミングサービスを利用するなら、本体に大量のファイルを保存する必要がないため容量は消費されません。
電子書籍やPDFの閲覧、さらにiCloudやGoogle Driveといったクラウドを併用する人にとっても、128GBで十分余裕があります。
128GBでは足りなくなるケース
一方で、動画編集やイラスト制作といったクリエイティブ用途では、128GBでは不足しやすくなります。4K動画は1本で数GBから数十GBを占めることがあり、イラストの高解像度データも数百MB〜数GBに及ぶことがあります。
さらに、Genshin Impactのような大容量ゲームは1本で10GBを超えることも珍しくありません。自炊した電子書籍を大量に保存する場合も、数百冊で一気に容量を圧迫する可能性があります。
ライトユーザーにとって128GBは十分ですが、動画編集や大容量ゲームを楽しみたい人、長期間同じ端末を使う予定の人には256GB以上を選んだ方が安心です。
もし予算の都合で128GBを選ぶなら、不要なアプリを削除したり、写真や動画をクラウドに保存するなど工夫することで快適に使い続けることができます。
中古iPadを安く買うタイミング

中古のiPadは、購入する時期を工夫するだけで価格が大きく変わります。市場の動きを理解して「値下がりしやすいタイミング」を狙えば、同じモデルでもよりコスパよく手に入れることが可能です。
iPad発表直後が狙い目
Appleは例年9月〜10月頃に新しいiPadを発表します。このとき旧モデルが一気に中古市場へ流れるため、価格が下がりやすい傾向があります。特に1〜2世代前のモデルは、性能差が小さいのに値段は安くなることが多く、コストと性能のバランスを考えると最もお得な時期です。
年末年始や決算セールを活用
大手中古ショップでは、年末年始や3月・9月の決算期に在庫一掃セールを行うことがあります。このタイミングでは通常より安く買えるうえ、ポイント還元やキャンペーンを合わせればさらにお得に入手できることもあります。
ブラックフライデーやサイバーマンデーも狙い目
特にAmazonや楽天市場といった大手通販サイトでは、ブラックフライデーやサイバーマンデーの時期に中古iPadやApple認定整備済製品が値下げされることがあります。普段は割引が少ないApple製品でも、このタイミングを狙うと安く手に入る可能性が高いです。
最終的な買い時は「欲しいと思ったとき」
ただし、新型発表直後を除けば、大幅な値下がり(1万円以上)が頻繁に起こるわけではありません。むしろ、購入を先延ばしにすることで在庫がなくなったり、相場が上がってしまうリスクもあります。
結局のところ、一番の買い時は「自分が必要だと感じたとき」です。用途と予算に合ったタイミングで決断することが、満足のいく買い物につながります。
中古のiPadで失敗しない選び方

中古のiPadは新品より安く購入できる点が大きな魅力です。ただし、状態の悪い端末を選んでしまうと修理費用がかさみ、結果として新品より高くつくケースもあります。そこで、購入時に必ず確認しておきたいポイントを解説します。
1. ネットワーク利用制限のチェック(セルラーモデルの場合)
キャリア版(ドコモ、au、ソフトバンク)として販売されていたiPadは、前の所有者が分割払いを滞納していると、ネットワーク利用制限(赤ロム)がかかり、モバイルデータ通信が使えなくなる可能性があります。
購入前に必ず「IMEI(端末識別番号)」を確認し、各キャリアの公式サイトでチェックしましょう。赤ロムになってもWi-Fi専用機として利用は可能ですが、外出先で通信できなくなるのは大きなデメリットです。
ちなみにですが、セルラーモデルが赤ロム化しても、Wifiモデルとしては使うことができます。
2. OSのサポート期間を確認
古いiPadは最新のiPadOSに対応していない場合があります。OSアップデートが止まると、アプリのインストール不可やセキュリティリスクにつながります。安心して使うためには、最新のiPadOSに対応しているモデルを選ぶことが欠かせません。
必ず最新のiPadOSに対応しているモデルを選ぶようにしてください。
3. バッテリーの状態をチェック
iPadのバッテリーは消耗品で、長年使われた端末ほど劣化が進みます。iPhoneと異なり、本体から劣化状況を確認できないため、発売から3~4年以内のモデルを選ぶのが安全です。
筆者が約3年間使用したiPad Pro 12.9(第3世代)をiMazingで計測したところ、バッテリー最大容量は93.3%で「良好」という結果でした。このように劣化具合は使用状況で大きく変わるため、できるだけ新しいモデルを選ぶのがおすすめです。
4. 本体の状態を確認
見た目がきれいでも、内部にダメージがある可能性があるため、以下のポイントをチェックしましょう。
- 画面のキズや本体の歪み
- タッチ操作が正常に機能するか
- Face ID・Touch IDの動作確認
- 落下歴の有無(修理履歴がある場合も注意)
少しでも不安を感じたら、その個体は避けるのが無難です。
5. 購入場所を慎重に選ぶ
購入場所によって、商品の品質や保証内容が大きく異なります。詳細は「中古のiPadはどこで買うのが安心?おすすめの購入先」で解説しますが、ここでは基本的なポイントを簡単に紹介します。
まず、フリマアプリ(メルカリ・ラクマ・ヤフーフリマ)やオークションサイト(ヤフオク)は避けるのが無難です。
商品の状態が詳しくわからないこともあり、外観の傷やバッテリーの劣化、動作不良のリスクが伴います。価格が安いこともありますが、トラブルが起こる可能性を考慮すると、初心者にはおすすめできません。
筆者もメルカリで以下の経験をしています。
- iPad Proを購入したが、非常に汚く、異常に臭いiPadが届いて吐き気を催した
- iPad miniの本体がダイソーの封筒にそのまま入っていた
注意したい点は、販売しているのはAmazonや楽天自体ではなく、それぞれのプラットフォームに出店しているショップであるという点です。そのため、販売元の評価や保証内容をしっかり確認しないと、品質にばらつきがあり、トラブルに遭う可能性があります。
また、基本的に本体のみの販売が多く、付属品が必要な場合は別途購入が必要になります。さらに、一部のショップでは保証延長にレビュー投稿が必須なケースがあり、評価の信頼性に疑問が残る点もデメリットとして挙げられます。
一般の中古ショップとは異なり、出品者ごとに品質が異なる点を考慮した上で購入を検討する必要があります。
安全に中古iPadを購入するなら、次に紹介するApple認定整備済製品や、大手の中古販売店を利用することをおすすめします。
6. 付属品の有無を確認
外箱や充電器、ケーブルなど付属品の有無も要チェックです。欠けている場合、後から買い足すと余計なコストがかかります。また、将来売却を考えるなら外箱があるだけで査定額が上がりやすいため、なるべく揃っているものを選ぶと安心です。
中古のiPadはどこで買うのが安心?おすすめの購入先

中古のiPadを購入する際、最も重要なのは「どこで買うか」です。ここでは、安心して中古のiPadを購入できるおすすめの購入先を紹介します。
iPad整備済製品 | イオシス | にこスマ | ゲオオンラインストア | |
---|---|---|---|---|
価格 | やや高い | 安い | やや高い | 安い |
在庫数 | 少ない | 多い | 少ない | 多い |
保証 | 1年間 | 3ヶ月 未使用品は6ヶ月 赤ロム保証あり | 1年間 赤ロム保証あり | 30日 赤ロム保証あり |
送料 | 無料 | 640円 | 無料 | 2,000円以上無料 (実質送料無料) |
動作確認 | メーカーが実施 | ショップが実施 | ショップが実施 | ショップが実施 |
清掃 | メーカーが実施 | ショップが実施 | ショップが実施 | ショップが実施 |
支払い方法 | クレジットカード 代金引換 銀行振込 Apple Pay コンビニ払込 | クレジットカード 代金引換 銀行振込 Apple Pay Amazon Pay | クレジットカード 代金引換 d払い PayPay 楽天Pay 後払い (ペイディ) Apple Pay | クレジットカード あと払い(ペイディ) 代金引換 |
付属品 | 付属品あり | 付属品あり ※一部本体のみ | 本体のみ | 本体のみ |
公式サイト |
Apple認定整備済製品

「とにかく安心感を重視したい」という方には、Apple公式が販売するApple認定整備済製品があります。
Appleが公式に整備したリファービッシュ品で、外装やバッテリーは新品同様に交換済み。さらに1年間の公式保証やAppleCare+加入も可能で、品質面では中古ショップを大きく上回ります。
ただし、デメリットは在庫が不安定で人気モデルはすぐに売り切れること、そして価格がやや割高な点。中古の“お得さ”を求める人には物足りないかもしれません。
コスパを重視して購入したい場合は、このあと紹介するイオシス
をおすすめします。
イオシス

引用:イオシス
中古iPadを安心&お得に買いたいならイオシス
が最有力候補です。
「けっこう安い。」のキャッチコピー通り、他のショップに比べて価格が安く、在庫数も豊富。さらに専門スタッフが丁寧に検品・清掃・動作確認を行っているため、安心して購入できます。
保証面も充実しており、中古品は3ヶ月、未使用品なら6ヶ月の保証が付属。さらに赤ロム永久保証もあるので、後から通信できなくなる心配もありません。
実際に筆者も何度も利用していますが、Bランク以上ならほとんど傷が分からないレベルで、とても状態の良いiPadが届いています。
送料は一律640円かかるものの、本体価格が安いため総合的なコスパは非常に高いです。
- コスパを最優先にして中古iPadを探している人
- できるだけキレイな状態の端末を安く買いたい人(Bランク以上推奨)
- 保証付きで安心して使いたい人(赤ロム永久保証あり)
- 在庫が豊富なショップで欲しいモデルを見つけたい人
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「ネットの評判だけじゃ分からない…」という方のために、筆者が実際にイオシスで中古iPadを購入してレビューした記事もあります。購入前にぜひ参考にしてください。
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にこスマ

引用:にこスマ
中古iPadを「安心して買いたい」という方におすすめなのがにこスマ
です。伊藤忠商事グループが運営しており、品質チェックやサポート体制も万全。
最大の魅力は1年間の長期保証と14日以内の返品対応。さらに購入前に実物写真を確認できるので、中古に不安を感じる方でも安心して選べます。
注意点として、基本は「本体のみ」の販売になるため、箱や充電器が必要な場合は別途用意が必要です。
- 中古でも長く安心して使いたい人(1年保証つき)
- 実物写真を確認してから購入したい人
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引用:ゲオオンラインストア
「とにかく在庫が豊富で選びたい!」という方にはゲオオンラインストア
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全国に1,000店舗以上を展開する大手チェーンの強みを活かし、中古iPadも多数ラインナップ。欲しい機種や容量を細かく絞っても選択肢がしっかり残ります。
保証は30日間+赤ロム永久保証。さらに2,000円以上の購入なら送料も無料なので、実質どのiPadも送料無料で買えます。
注意点は、基本的に「本体のみ」の販売であること。箱や充電器は付属しないので、必要に応じて別途用意が必要です。その分価格は抑えられているため、「付属品はいらないから安く本体だけ欲しい」という人に向いています。
- 豊富な在庫から希望モデルを細かく選びたい人
- 本体だけを安く購入できれば十分な人
- 保証や赤ロム保証で最低限の安心を確保したい人
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まとめ:2025年に買うべき中古iPadの狙い目モデル
iPadは新品でなくても、まだまだ長く使える優秀なモデルが数多くあります。ただし、中古を選ぶ際は「最新OSに対応しているか」「2~3年は快適に使えるか」を基準にすることが大切です。
本記事で紹介した「用途別の狙い目モデル」は以下の通りです。
特徴・おすすめポイント | モデル |
---|---|
性能と価格のバランスが良く、定番の1台 | iPad(第9世代)
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安さ重視で手に入れたい人向け | iPad(第8世代)
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最新に近い性能でApple Pencil第2世代対応 | iPad mini(第6世代)
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コスパ重視の普段使い向けモデル | iPad mini(第5世代)
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高性能&価格がこなれて狙いやすい | iPad Pro 11インチ(第1世代)
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大画面作業やクリエイティブ用途に最適 | iPad Pro 12.9インチ(第3世代)
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予算に余裕があれば長く使えるハイスペック機 | iPad Pro 11インチ(第3世代)
![]() iPad Pro 12.9インチ(第5世代) ![]() |
結論として、2025年の中古iPad市場では「第8世代以降の無印」「第5世代以降のmini」「第3世代以降のPro」を狙うのが安心です。
購入する際は、必ず最新のiPadOSに対応しているかを確認し、信頼できる販売店を選ぶことが成功への近道です。正しい知識を持って選べば、新品の半額以下で満足できるiPadを手に入れることができるでしょう。