「そろそろiPhoneのカメラが気になってきた。でも歴代モデルで実際どれくらい違うのか、よくわからない」——そう感じている方、多いんじゃないでしょうか。
歴代のiPhoneカメラは、画素数や望遠レンズの有無、動画性能など、世代ごとにかなり大きな差があります。
iPhone 11と13でも違うし、14 Proから48MPセンサーに切り替わったことで画質の幅が一気に広がりました。「どの世代からカメラが本格的に進化したのか」「自分の使い方なら何世代前でも十分なのか」——そのあたりを整理して知りたい方に向けて、この記事では歴代iPhoneのカメラ性能を世代別にわかりやすく比較しています。
画素数の変遷、超広角・望遠レンズの歴代比較、動画性能の進化、そして中古でコスパよくカメラ性能を手に入れる方法まで、ひとつの記事で全部まとめました。
最後まで読めば、自分にとっての「ベストな世代」がきっと見つかるはずです。
- 歴代iPhoneカメラの画素数・スペックの変遷と世代ごとの違い
- 超広角・望遠・動画性能が歴代でどのように進化してきたか
- カメラ目的で中古iPhoneを選ぶときの世代・モデルの選び方
- 中古iPhone購入時に確認すべきカメラ状態のチェックポイント
歴代iPhoneカメラの画素数はどう変わった?
「iPhoneって画素数がずっと12MPのままだったんじゃないの?」——そう思っている方も多いかもしれません。実はAppleは長年、あえて画素数を上げずに画質を向上させる戦略をとっていました。
そしてある世代を境に、その方針を大きく転換します。まずは画素数という切り口から、歴代カメラの変遷を整理してみましょう。
12MPから48MPへの進化の歴史
歴代iPhoneのメインカメラの画素数を振り返ると、大きく2つの時代に分かれます。
ひとつ目は「12MP時代」。iPhone 6sで12MPが採用されて以降、実に6年以上にわたってAppleはメインカメラの画素数を12MPに据え置きました。iPhone 7、8、X、XS、11、12、13——これらすべて、メインカメラは12MPです。
ふたつ目は「48MP時代」。2022年発売のiPhone 14 Proで初めてメインカメラが48MPへ引き上げられ、これが歴代最大の転換点となりました。その後、2023年のiPhone 15では標準モデルにも48MPが波及。
2025年のiPhone 17 Proではついにメイン・超広角・望遠の3つすべてが48MPに揃うという、歴代で最も大きな飛躍を遂げています。
| 世代・モデル | メインカメラ | 超広角 | 望遠 |
|---|---|---|---|
| iPhone 6s〜13(標準) | 12MP | 12MP(11以降) | 12MP(Proのみ) |
| iPhone 14 Pro | 48MP | 12MP | 12MP |
| iPhone 15 / 15 Pro | 48MP | 12MP / 48MP | 非搭載 / 12MP |
| iPhone 16 Pro | 48MP | 48MP | 12MP |
| iPhone 17 Pro | 48MP | 48MP | 48MP |
なお、スペックの詳細は各モデルの発売時期により変動することがあります。購入を検討する際はApple公式のモデル比較ページでご確認ください。
画素数が変わらなくても画質が上がった理由
「12MPのままなのに、なぜiPhone 12はiPhone 8より明らかに綺麗に撮れるの?」——これは非常によくある疑問です。
答えはシンプルで、画素数よりもセンサーサイズとソフトウェア処理の進化が画質に直結しているからです。Appleが12MP時代にやってきたことは大きく3つあります。
- センサーサイズの段階的な拡大により、1ピクセルあたりの受光量が増え、暗所でのノイズが減少
- Deep FusionやPhotonic EngineといったAI画像処理技術が世代ごとに進化
- AシリーズチップのISP(画像処理プロセッサ)の性能向上により、HDR合成や色再現が精緻に
たとえばiPhone 14から本格導入された「Photonic Engine」は、圧縮前の生のセンサーデータにDeep Fusionを適用することで、中〜低照度環境でのディテール再現を劇的に向上させました。
同じ12MPでも、iPhone 8とiPhone 13では暗所撮影の仕上がりに雲泥の差があるのは、こうしたソフトウェア側の進化によるものです。
つまり、歴代iPhoneのカメラ性能を比較するときに「画素数だけ」を見ていると本質を見誤ります。センサーサイズ、絞り値(F値)、そして搭載チップの世代——これらを合わせて評価することが重要です。
歴代iPhoneカメラのスペックを一覧比較
ここからは、歴代iPhoneのカメラスペックを具体的な数字で比較していきます。メインカメラだけでなく、超広角・望遠・動画性能まで世代ごとに整理したので、気になるモデルをチェックしてみてください。
メインカメラの絞り値・センサーの変遷
メインカメラの画質に最も影響するのは「絞り値(F値)」と「センサーサイズ」です。F値が小さいほどレンズが明るく、暗い場所でもノイズの少ない写真が撮れます。
| モデル | 発売年 | メインMP | 絞り値 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| iPhone 12 | 2020年 | 12MP | f/1.6 | センサーサイズ拡大、ナイトモード対応 |
| iPhone 13 | 2021年 | 12MP | f/1.6 | センサーシフトOIS搭載、暗所性能大幅向上 |
| iPhone 14 | 2022年 | 12MP | f/1.5 | Photonic Engine、アクションモード追加 |
| iPhone 14 Pro | 2022年 | 48MP | f/1.78 | 歴代初の48MPセンサー、疑似2倍ズーム対応 |
| iPhone 15 | 2023年 | 48MP | f/1.6 | 標準モデルに48MP波及、USB-C対応 |
| iPhone 15 Pro | 2023年 | 48MP | f/1.78 | テトラプリズム望遠(5倍)初搭載 |
| iPhone 16 Pro | 2024年 | 48MP | f/1.78 | 超広角も48MP化、4K120fps録画対応 |
| iPhone 17 Pro | 2025年 | 48MP | f/1.78 | 全レンズ48MP化完成、望遠も大幅進化 |
特筆すべきはiPhone 13世代でセンサーシフト光学式手ぶれ補正(OIS)が全モデルに展開されたことです。センサーシフトOIS自体はiPhone 12 Pro Maxで初搭載された技術ですが、それまでは光学系全体を動かしてブレを補正する方式が主流でした。
センサー自体を動かすこの方式が標準モデルにも降りてきたことで、歩きながらの撮影や夜景撮影でのブレが大幅に改善されています。コスパで中古を狙うなら、iPhone 13は非常に重要な一つの目安といえます。
超広角・望遠レンズの搭載モデルと性能差
歴代iPhoneでカメラの「枚数」が増えたのは、iPhone 11からです。それ以前のモデルはシングルまたはデュアルカメラで、超広角レンズは搭載されていませんでした。
超広角レンズの歴代搭載状況
超広角(Ultra Wide)カメラが初めて搭載されたのは2019年発売のiPhone 11シリーズです。13mm相当・120度という広大な画角で、建築物の全景や広大な風景を一枚に収められるようになりました。
初期の超広角(iPhone 11〜13世代)はオートフォーカス非対応で、画質もメインカメラに比べてやや劣る印象がありましたが、iPhone 13 Pro世代からマクロ撮影にも対応し、iPhone 15 Pro世代で48MPへ引き上げられたことで実用性が大きく向上しています。
望遠レンズの歴代搭載状況と倍率の変化
望遠レンズはProモデル専用の機能として進化してきました。その歴史を整理すると以下のとおりです。
- iPhone 11 Pro:光学2倍望遠(52mm相当、f/2.0)
- iPhone 12 Pro:光学2倍望遠(52mm相当、f/2.0)
- iPhone 13 Pro:光学3倍望遠(77mm相当、f/2.8)
- iPhone 14 Pro:光学3倍望遠(77mm相当、f/2.8)
- iPhone 15 Pro:光学3倍望遠(77mm相当)
- iPhone 15 Pro Max:光学5倍望遠(120mm相当、テトラプリズム)← 歴代初
- iPhone 16 Pro:光学5倍望遠(120mm相当)、12MP
- iPhone 17 Pro:光学4倍望遠(100mm相当)、48MPに大幅強化
大きな転換点はiPhone 15 Pro Maxで採用されたペリスコープ(屈曲光学系)構造です。レンズを縦に配置してプリズムで光路を折り曲げることで、薄い筐体でも5倍という長焦点望遠を実現しています。
これにより、遠くの被写体を光学的に高精細に捉えられるようになりました。
標準モデル(無印)には望遠レンズが搭載されていませんが、iPhone 14以降の48MPモデルでは、メインセンサーの中央をクロップすることで劣化のない「疑似2倍ズーム」が使えます。日常使いであれば十分実用的な望遠性能です。
動画性能の歴代比較|4Kや120fps対応はいつから?
静止画だけでなく、動画撮影性能の歴代進化も見ておきましょう。iPhoneの動画性能は、スマートフォンの中でも常に最高水準を維持してきた分野です。
| モデル | 最大録画解像度 | スローモーション | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| iPhone 11 | 4K 60fps | 1080p 240fps | 拡張ダイナミックレンジ対応 |
| iPhone 12 | 4K 60fps | 1080p 240fps | Dolby Vision対応(歴代初) |
| iPhone 13 Pro | 4K 60fps | 1080p 240fps | シネマティックモード追加、ProRes対応 |
| iPhone 14 Pro | 4K 60fps | 1080p 240fps | アクションモード対応 |
| iPhone 15 Pro | 4K 60fps | 1080p 240fps | USB3.0でProRes外部収録対応 |
| iPhone 16 Pro | 4K 120fps | 1080p 240fps | 歴代初の4K 120fps録画 |
| iPhone 17 Pro | 4K 120fps | 1080p 240fps | ProRes RAW、ACES、Audio Mix対応 |
動画品質の面で特筆すべき歴代の転換点は3つあります。まずiPhone 12でのDolby Vision対応(業界初)。次にiPhone 13 ProでのシネマティックモードとProRes収録対応。そしてiPhone 16 Proでの4K 120fps録画です。
4K 120fpsとは、4K解像度のまま毎秒120コマを記録できるということ。これを後から24fpsや30fpsで再生すると、4K画質のスローモーション映像が作れます。スポーツや子どもの運動会など、動きの速いシーンを滑らかに収めたい方にとっては、歴代で最も大きな進化の一つです。
世代別カメラ性能の違いと買い替えの目安
「自分が今使っているモデルから何世代上げると体感差があるか」——これが、歴代比較で多くの方が一番知りたいことだと思います。世代をまたいだカメラ性能の違いを、使用感ベースで整理してみます。
iPhone 11〜13世代のカメラ性能の特徴
この世代はトリプルカメラ(Pro)またはデュアルカメラ(標準)を基本構成とし、「コスパで選ぶ中古iPhoneの鉄板世代」として今も需要が高いモデル群です。
iPhone 11は超広角の搭載、ナイトモードの追加という歴代の大きな転換点。iPhone 12はDolby Visionと新しいセンサー(f/1.6)でポートレートや暗所の仕上がりが向上。そしてiPhone 13は歴代標準モデルの中でも特に評価が高く、センサーシフトOISによる手ぶれ補正の強化とPhotonic Engineにより、暗所性能がそれ以前と比べて一段階上がりました。
Proモデルであれば、iPhone 12 Proから光学2.5倍望遠、iPhone 13 ProからマクロとProRes動画が使えます。望遠やマクロを重視するならiPhone 13 Pro以降を狙うのがおすすめです。
iPhone 14・15世代で何が変わったか
この世代の最大の変化は、48MPセンサーの登場と普及です。
iPhone 14(標準)は12MPのまま据え置きでしたが、iPhone 14 Proで歴代初の48MPメインセンサーが搭載されました。これにより「光学品質の疑似2倍ズーム」が可能になり、望遠レンズなしでも実用的な中望遠撮影ができるようになっています。
iPhone 15(標準)では、この48MPがProから標準モデルへ波及。「無印でも48MPが使える」という歴代初の転換が起きました。さらにiPhone 15 Pro Maxではペリスコープ望遠(5倍)が初搭載され、望遠性能が一気に実用レベルに引き上げられています。
iPhone 16・17世代とProモデルのカメラ差
iPhone 16世代では、主要モデルにカメラコントロールボタンが追加され、操作性が向上。ProモデルはiPhone 16 Proで超広角も48MP化され、4K 120fps録画にも対応しました。
そして最新世代のiPhone 17 Proでは、ついに3つ全てのレンズが48MPに統一。望遠レンズのセンサーが56%大型化され、歴代で最も高精細な光学4倍望遠が実現しています。
一方、標準モデルのiPhone 17も侮れません。メイン・超広角ともに48MP化され、フロントカメラも18MPに引き上げられました。歴代の標準モデルの中では、最もProモデルとの差が縮まった世代といえます。
- 日常スナップ重視・コスパ優先 → iPhone 13 / 13 Pro
- 暗所・風景・マクロも撮りたい → iPhone 15 / 15 Pro
- 望遠・動画・本格撮影 → iPhone 16 Pro以降
- 最高峰を求めるなら → iPhone 17 Pro
中古iPhoneでコスパよくカメラ性能を手に入れる方法
「最新のiPhone 17 Proのカメラは確かに凄い。でも新品で20万円以上は出せない」——これが正直なところではないでしょうか。実は歴代iPhoneのカメラ性能を中古で手に入れるのは、非常にコスパの高い選択肢です。
ここでは具体的な選び方のポイントをまとめます。
私がイオシスでiPhone 12の中古を買ったときの話

少し私の話をさせてください。以前、イオシスでiPhone 12の128GB・Bランクを42,800円で購入しました。正直なところ、中古といえど4万円超えだったので届くまでは多少不安でした。
ところが届いてみると、肉眼では傷がほぼ確認できないレベルのコンディションでした。側面も背面もディスプレイも、新品に近い印象。バッテリー最大容量は86%で、1日の普段使いには十分です。
カメラについても、f/1.6の明るいレンズとPhotonic Engineのおかげで、暗い飲食店や夜の屋外でも思っていた以上にきれいに撮れました。
新品のiPhone 12は発売当時約9万円だったことを考えると、半額以下でほぼ同等の体験が得られる中古は、カメラ目的でも十分すぎる選択肢だと実感しました。
外観・バッテリー・付属品の詳細はイオシスで中古iPhoneを自腹購入したレビュー記事にまとめています。
予算別おすすめモデルの選び方
中古iPhoneをカメラ目的で選ぶなら、予算帯ごとに「狙い目の世代」があります。あくまで目安ですが、参考にしてみてください。
| 予算の目安 | おすすめモデル | カメラの特徴 |
|---|---|---|
| 〜3万円台 | iPhone 12 / 13 | 12MP・ナイトモード・ポートレート対応。日常スナップに十分 |
| 4〜6万円台 | iPhone 13 Pro / 14 | 3倍望遠(Pro)または48MP(14)。マクロ撮影も可 |
| 6〜8万円台 | iPhone 15 / 15 Pro | 48MPが標準化。15 Proはペリスコープ5倍望遠搭載 |
| 9万円〜 | iPhone 16 Pro | 超広角も48MP、4K 120fps録画対応。プロ水準に近い |
価格は時期や販売店によって異なります。購入前に各ショップの最新価格を必ずご確認ください。また、中古品の状態はランクによって異なるため、商品説明とバッテリー最大容量の表記もあわせて確認することをおすすめします。
中古でも48MPカメラを使えるモデルはどれ?
48MPカメラを中古で手に入れるための最安ラインは以下のとおりです。
- メインカメラ48MP:iPhone 14 Pro以降 または iPhone 15以降(標準モデル)
- 超広角も48MP:iPhone 15 Pro以降 または iPhone 16以降(標準モデル)
- 望遠も48MP:iPhone 17 Pro以降
コスパを重視するなら、標準モデルで48MPを最初に搭載したiPhone 15が狙い目です。中古市場では比較的手ごろな価格帯に落ちてきており、日常撮影から風景・人物まで幅広く対応できます。
中古iPhone購入時のカメラ状態チェックポイント
中古iPhoneのカメラで気をつけたいのは、レンズカバーの傷と内部の状態です。購入前に確認すべきポイントを整理しました。
- レンズカバーに深い傷がないか(商品写真をズームして確認)
- ランクはBランク以上を選ぶ(Cランク以下は外観傷が目立つ可能性あり)
- バッテリー最大容量が80%以上の表記があるか確認する
- 赤ロム保証・3ヶ月以上の保証が付いているショップを選ぶ
実際にイオシスで購入したBランクのiPhone 12は、レンズ含め外観に傷がなく、カメラの写りにも問題ありませんでした。信頼できるショップで、適切なランクの商品を選べば、中古でも実用上の支障はほぼないと感じています。
なお、最終的な購入判断はご自身の目で商品説明を確認した上で行ってください。
歴代iPhoneカメラ性能比較まとめ|中古で選ぶのが賢い理由
歴代iPhoneのカメラ性能を比較してきた結果をまとめます。
- 12MPから48MPへの転換点はiPhone 14 Pro(2022年)
- 標準モデルへの48MP波及はiPhone 15(2023年)
- 暗所性能・手ぶれ補正の強化はiPhone 13世代が大きな節目
- 5倍望遠(ペリスコープ)はiPhone 15 Pro Max以降
- 超広角の48MP化はiPhone 15 Pro以降(標準モデルはiPhone 16以降)
- 4K 120fps動画はiPhone 16 Pro以降
歴代iPhoneのカメラ性能比較から見えてくるのは、「最新モデルでなくても、目的に合った世代を選べば十分すぎるカメラ性能が手に入る」という事実です。
特に中古市場では、一世代・二世代前のモデルが大幅に値下がりしているため、コストを抑えながら高画質カメラを手に入れるなら中古iPhoneは非常に合理的な選択といえます。
信頼できる中古iPhone販売店3選
iPhone 14 Proから始まった48MPセンサーの普及により、一世代前の中古モデルでもかなり高水準のカメラ性能が手に入るようになりました。
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引用:イオシス
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各ショップの詳細な比較や注意点については、iPhoneの中古を買うならどこ?コスパと安心で選ぶ購入先まとめをご覧ください。

