テザリングをよく使う方にとって、どのキャリアがおすすめで快適に使えるのかは気になるところですよね。
スマートフォンの通信を使ってパソコンやタブレットをネットにつなぐテザリングは、外出先や自宅でWi-Fiが使えないときにとても便利な機能です。
ただ、キャリアやプランによって使い勝手や制限内容が大きく変わるため、選び方にはちょっとした注意が必要です。
この記事では、テザリングに向いているキャリアやプランをわかりやすく紹介しています。楽天モバイルやドコモ、auなどの大手キャリアから、無制限で使える格安SIMまで、さまざまな選択肢を比較しながら解説していきます。
また、「テザリングって実際どうなの?」「1時間でどれくらい通信量を使うの?」といった疑問や、「バッテリーがすぐ減るって聞くけど本当?」といった不安についても、具体的な目安や使い方のコツを交えて紹介。
あわせて、テザリングに向いているスマホ端末や、楽天モバイルで使いやすいおすすめ機種もピックアップしているので、キャリア選びだけでなく、端末選びで迷っている方にも役立つ内容になっています。
これからテザリングをうまく活用したいという方にとって、自分に合った選択肢を見つけるヒントになればうれしいです。
- テザリングに強いおすすめキャリアの特徴と選び方
- 無制限でテザリングできる格安SIMやプランの比較
- テザリング利用時の注意点や通信量の目安
- テザリング向けスマホのおすすめ機種や設定方法
テザリングにおすすめのキャリアはどこ?
テザリングとは?わかりやすく解説

テザリングとは、スマートフォンのモバイル通信を使って、他のデバイス(ノートパソコンやタブレットなど)をインターネットに接続する機能のことです。
自宅にWi-Fiがない場所や外出先でも、スマホが1台あれば簡単にネット環境を整えることができるため、非常に便利な機能として知られています。
具体的には、スマートフォンが「ルーター代わり」になるイメージです。例えば、旅行先でノートパソコンを使いたいときに、スマホのテザリング機能をオンにすれば、そのスマホ経由でパソコンをネットに接続できます。
これにより、ポケットWi-Fiや固定回線がなくても、すぐにオンライン作業が可能になります。
テザリングには主に3つの接続方法があります。「Wi-Fiテザリング」は最も一般的で、複数のデバイスを同時に接続できる点が特長です。「Bluetoothテザリング」は省電力ですが、通信速度はやや劣ります。
そして「USBテザリング」はケーブル接続のため安定した通信が可能で、スマホの充電も同時にできる利点があります。
ただし、注意点もあります。テザリングを使うと、スマホのデータ通信量が多く消費されるため、契約しているプランによってはすぐに通信制限がかかる場合もあります。
また、長時間の利用はスマートフォンのバッテリー消耗が激しくなることもあるため、モバイルバッテリーの携帯が推奨されます。
このように、テザリングは外出先や非常時に非常に役立つ機能ですが、データ使用量やバッテリー管理に注意しながら賢く利用することが重要です。
テザリングがダメな理由は何?

「テザリングがダメ」と言われることには、いくつかの背景や理由があります。
ただし、これはテザリングそのものが悪いという意味ではなく、使い方や契約内容によってはデメリットが大きくなることを示しています。
まず、最も大きな理由は「通信量の消費が激しい」ことです。テザリングを使うと、パソコンやタブレットで動画を視聴したり、大容量のファイルをダウンロードしたりするため、短時間でも多くのデータを使ってしまいます。
特に通信制限のあるプランを利用している場合、すぐに速度制限がかかってしまう可能性があります。
次に、「バッテリー消耗が激しい」ことも見逃せません。テザリング中はスマートフォンが常に通信を行い続けるため、通常よりも早くバッテリーが減ります。
特にWi-Fiテザリングは多くの電力を消費するため、外出先で長時間使う場合にはモバイルバッテリーが必須になります。
さらに、一部のキャリアや格安SIMではテザリング利用に制限がある場合があります。たとえば、追加料金が必要だったり、特定のプランではテザリング機能自体が使えなかったりすることもあります。
これを知らずに契約すると「思っていたより使いづらい」と感じることにつながります。
これらの理由から、テザリングを「ダメ」と表現する人が一定数いるのは事実です。しかし、テザリングには多くの利便性があるのも事実です。つまり、注意点を理解したうえで適切に使えば、非常に役立つツールと言えるでしょう。
格安SIMでもテザリングはできる?

格安SIMを利用していても、基本的にはテザリング機能を問題なく使うことができます。多くのMVNO(仮想移動体通信事業者)がテザリングに対応しており、特別な設定をせずにそのまま使えることも少なくありません。
ただし、いくつかの確認ポイントや注意点があるため、あらかじめ把握しておくと安心です。
まず、利用するスマートフォンがテザリングに対応している必要があります。古い機種や一部のSIMフリー端末では、テザリング機能自体が搭載されていない場合があります。
また、キャリアから購入した端末には、他社SIMを挿した際にテザリングが制限されるケースもあるため、事前に端末の仕様を確認しましょう。
次に、格安SIMのプランによっては、テザリングが利用できない場合や、通信速度が極端に遅くなるケースもあります。
これは、格安SIMが大手キャリアの回線を借りて提供しているため、回線が混雑する時間帯に速度が低下しやすいという性質によるものです。とくにテザリングで動画や会議ツールを使用する場合、通信の安定性は非常に重要です。
さらに、契約しているデータ容量にも注意が必要です。格安SIMは月間のデータ容量が少ないプランが多いため、テザリングで使用するとすぐに上限に達してしまう可能性があります。
用途に応じて、余裕のあるデータ容量を選ぶか、無制限プランのある格安SIMを検討するとよいでしょう。
このように、格安SIMでもテザリングは十分可能ですが、スマホの対応可否、SIMプランの仕様、通信環境など、いくつかの条件を事前にチェックすることが大切です。
条件さえ合えば、コストを抑えつつ快適なテザリング環境を手に入れることができます。
テザリングが無制限で使える格安SIMは?

テザリングを無制限で使いたい場合、通信量の制限だけでなく「実際に快適に使えるか」が重要です。
ここでは、無制限もしくは大容量でテザリングが可能な代表的なプランを紹介します。
1:楽天モバイル|完全無制限でコスパ最強

出典:楽天モバイル
ad_tag id=”47184″]の「Rakuten最強プラン」は、月額3,278円(税込)でデータ無制限+テザリングも使い放題という、シンプルながら強力な内容が魅力です。
段階制の料金なので、使わない月は自動で安くなるのもありがたいポイント。しかも、追加申込みなしですぐにテザリングが使えるので、スマホ1台でネット環境が完結します。
自分もこのプランを使っていて、外出先ではノートパソコンやiPadをスマホのテザリングでつなぐのが定番スタイル。
以前は「楽天モバイル=電波が弱い」という印象もありましたが、最近はかなり改善されてきていて、カフェや電車移動中でも普通に快適に使えています。

ちなみに、このブログもiPhone+楽天モバイルのテザリングで執筆中。通信速度を測ったところ、下り61Mbpsとかなり良好。これだけ出ていれば、Web作業や動画視聴もまったく問題ありません。
また、楽天市場でのポイント還元+4倍など、日常の買い物がお得になるのも地味に嬉しいところ。スマホ代を抑えながら、生活面でもちゃんとプラスになる感じが気に入っています。
テザリングを日常的に使いたい人や、スマホをルーター代わりに活用したい人には、今のところこのプランがいちばんバランスよく感じています。
\データ無制限&テザリング無料。月3,278円(税込)で使い放題!/
2:ドコモ「eximo」|通信品質は最強クラスだが高額

出典:NTTdocomo
ドコモが提供する「eximo」は、月額7,315円(税込)で完全無制限のデータ通信が可能なプランです。
テザリングも標準対応しており、追加申し込みなしで外出先でもノートパソコンやタブレットをネット接続できるのが魅力。通信の安定性や対応エリアの広さでは、やはりドコモの強さが光ります。
都市部はもちろん、地方や山間部でもつながりやすい点は、仕事や旅行、キャンプなど多様なシーンで安心材料になります。「どこでもしっかり使いたい」「通信が切れるのがストレス」という人にとっては、頼れるプランです。
ただし、月額料金は単体で見るとやや高め。無制限とはいえ7,000円台という価格帯は、格安SIMや他の大手キャリアのミドルプランと比べて負担に感じる人もいるかもしれません。
そのため、コストを抑えたい場合は、「みんなドコモ割(最大1,100円引き)」「ドコモ光セット割(1,100円引き)」「dカードお支払割(187円引き)」など、割引を上手く組み合わせるのが前提になります。フルで適用されれば、月額4,928円まで抑えることが可能です。
総じて、eximoは「とにかく快適で安心して使える通信環境がほしい」というユーザー向け。コスパ重視よりも、信頼性や品質重視の通信ガチ勢におすすめです。
3:mineo「マイそく」|価格重視で“ライトな無制限”を試すなら

出典:mineo
mineoの「マイそく」は、月額990円からテザリングも含めてデータ無制限をうたうプラン。特に通信量をそこまで使わない人や、コストを抑えてサブ回線として使いたい人に向いています。
ただし、平日12〜13時は通信速度が大きく制限されます。スタンダードなどの通常プランでは最大32kbps、プレミアム(月額2,200円)でも最大200kbpsと、どちらも実質的に動画視聴やWeb閲覧は厳しいレベルです。
さらに、3日間で10GB超過すると速度制限がかかる点にも注意が必要です。
「無制限」という言葉の印象とは異なり、通信品質や自由度を求める使い方には不向き。メイン回線として使うなら、完全無制限・追加料金なしで使える楽天モバイル(3,278円)の方が満足度は高いでしょう。
mineoは、「通信速度は最低限でOK」「サブ的に使いたい」という人にちょうどいい選択肢です。
追加:ahamo(+大盛りオプション)|無制限ではないが大容量で安心

出典:ahamo
ahamo
は月額2,970円で30GBまで利用できるシンプルなプラン。さらに「大盛りオプション(1,980円/月)」を追加することで、最大110GB(合計4,950円)まで拡張可能です。
もちろん、テザリングも無料対応しており、モバイル回線をルーター代わりに活用したい人にも便利です。
完全な「データ無制限」ではないものの、110GBもあれば日常的なテザリング用途には十分な容量。通信品質はドコモ回線なので安定感もあり、5分かけ放題が標準付帯されているのも嬉しいポイントです。
格安SIMでは「無制限」と謳いながらも、実際には速度制限や混雑時の通信低下、3日間での使用量制限などがあることも多く、注意が必要です。
その点、ahamoは大容量・安定性・コストのバランスがとれたプランとして安心して使えるでしょう。
とはいえ、「完全無制限×コスパ重視」で選ぶなら、月3,278円で本当に無制限の楽天モバイルがおすすめですね。テザリングをメイン用途に考えているなら、料金や使い方に合わせて最適なプランを選ぶのが賢い選択です。
テザリングに強いキャリアはどこ?

テザリングに強いキャリアとして、通信品質・対応プラン・コストパフォーマンスの3つの観点から評価されるのは、楽天モバイル・ドコモ・au(KDDI)です。
それぞれに強みがあるため、利用目的やエリアによって選ぶべきキャリアが異なります。
まず楽天モバイルは、テザリングにかかる追加料金が不要で、完全データ無制限のプランを提供している点が最大の特徴です。特に、外出先でパソコン作業や動画視聴を頻繁に行う人にとっては、非常に使い勝手が良いといえます。
通信エリアも拡大中で、都市部を中心に安定した接続が可能です。
次にドコモは、通信の安定性とエリアの広さにおいて頭一つ抜けています。「eximo」や「ahamo」といったプランでは、テザリングも利用可能で、動画やオンライン会議など高負荷な作業も安心して行えます。
ただし、無制限に近い利用をしたい場合は「大盛りオプション」などを併用する必要があります。
auもまた、安定した回線品質を誇るキャリアです。「使い放題MAX」などの大容量プランに加入していれば、テザリングも快適に使えます。
ただし、一部のプランではテザリングに容量制限が設けられていたり、追加申し込みが必要な場合もあるため、事前の確認が欠かせません。
このように、通信品質で選ぶならドコモ、コストを重視するなら楽天モバイルが有力候補になります。auはその中間的な存在とも言えます。用途に応じてキャリアを選ぶことで、テザリングのパフォーマンスを最大限に引き出せます。
テザリングで1時間に使うデータ量(ギガ)の目安
利用内容 | データ使用量(1時間) | 備考 |
---|---|---|
Web閲覧・ニュース | 50〜100MB | 画像が多いとやや増える |
SNS(テキスト中心) | 100〜200MB | 動画・画像が多いと増加 |
YouTube(480p) | 約500MB | 標準画質 |
YouTube(720p〜) | 1〜3GB | 高画質〜フルHD |
Zoomなどの会議 | 600MB〜1.5GB | 映像品質で上下する |
アプリDL・OS更新 | 数GB〜 | 自動DL設定は要注意 |
テザリングによるデータ消費量は、使うアプリや操作内容によって大きく異なります。あらかじめおおよその目安を把握しておくことで、通信制限の回避や、無駄のないプラン選びに役立ちます。
軽い作業なら1時間あたり100MB未満も
たとえば、Webブラウジングやニュースサイトの閲覧程度であれば、1時間でおよそ50MB〜100MBの通信量で済みます。この程度であれば、月3GBのプランでも十分対応可能です。
ただし、画像や動画広告が多いサイトを見たり、SNSで画像投稿や動画視聴をする場合は、通信量がぐっと増えることもあります。
動画・ビデオ通話は1時間でギガ単位に
動画サービスやオンライン会議などは、画質や通話設定次第で1時間あたり数GB消費するケースも。たとえば:
- 標準画質(480p)での動画視聴…1時間あたり約500MB
- 高画質(720p〜1080p)…1〜3GB
- ZoomやGoogle Meetなどのビデオ通話…約600MB〜1.5GB
さらに、アプリの自動更新やOSアップデートなどは、1回で数GB消費することもあるため、バックグラウンド通信にも注意が必要です。
テザリングで快適に使うコツ
- 動画やアップデートはWi-Fi環境で行う
- OSやアプリの自動更新はオフにする
- 使用する時間帯や通信環境もチェック
テザリングは非常に便利な機能ですが、「何を・どれだけ使うか」を把握しておくだけで、無駄な通信量を減らし、より快適に使えるようになりますよ。
ポケット型WiFiとテザリングの違いを比較

モバイル回線を使って他の端末をインターネットに接続する方法として、「テザリング」と「ポケット型WiFi」の2つがあります。
どちらもスマホやパソコンを外でネットにつなぐ手段として利用されていますが、それぞれ特徴や向いている利用シーンが異なります。
まず、テザリングはスマートフォンを通じてインターネット接続を共有する機能で、スマホ1台でネット環境を作れるのが大きな魅力です。
例えばカフェでノートパソコンを使いたいとき、すぐにスマホからWi-Fiを飛ばせば、その場で接続できます。荷物が増えず、追加コストも不要という手軽さがあり、特に個人利用や短時間の作業に向いています。
一方、ポケット型WiFiは、専用のモバイルルーターにSIMカードを入れて使うタイプの通信機器です。テザリングと異なり、長時間の利用に強く、複数台のデバイスを同時に接続しても安定した通信速度を保ちやすい点が特徴です。
出張や旅行、シェアオフィスなど複数人が一度にネットを使うシーンでは、テザリングよりポケット型WiFiのほうが適していると言えます。
また、両者にはコストや利便性の面でも違いがあります。テザリングは追加機器を必要としない分、導入コストがゼロで済みますが、スマートフォンのバッテリーを大きく消費し、端末に負荷がかかりやすいという弱点があります。
対してポケット型WiFiは本体の購入や月額料金がかかるものの、通信専用機器として使えるため、スマホの電池を気にすることなく安定したネット環境が整います。
このように考えると、外出先でサッと使いたいときや1人での軽い作業にはテザリング、長時間だったり複数人でしっかり使いたいときはポケット型WiFiと、シーンによって使い分けるのが最も現実的です。
自分のライフスタイルに合わせて、どちらがより快適かを見極めて選ぶと良いでしょう。
テザリングおすすめキャリアは楽天モバイルが最適
楽天モバイルのテザリング対応おすすめ機種

楽天モバイルでテザリングを快適に使いたい場合、端末選びはとても重要です。
楽天回線の特性を活かしつつ、安定した通信と長時間利用に耐えられるスペックを備えた機種を選ぶことで、テザリング中のストレスを大きく減らすことができます。
まず、iPhoneシリーズなら「iPhone 13」以降のモデルがおすすめです。楽天モバイルでは「iPhone 13」や「iPhone SE(第3世代)」を取り扱っており、どちらも楽天回線に対応しています。
iPhoneは設定がシンプルで操作も直感的なため、スマホに不慣れな方にも扱いやすいのが特長です。iPhone SE(第3世代)はコスパが良く、ライトユーザーにぴったりな1台です。
Androidなら、まずおすすめしたいのが「AQUOS sense8」。価格は49,800円と手ごろながら、バッテリーの持ちや通信の安定性に優れており、楽天モバイル公式サイトから購入可能です。
また、「Google Pixel」シリーズもおすすめ。楽天モバイルでは販売されていませんが、GoogleストアやイオシスなどでSIMフリー端末を購入すれば、楽天回線で問題なく利用できます。Pixel 6以降であればBand 3(楽天の主要バンド)に対応しており、テザリングの安定性やOSアップデートの速さも魅力です。
そのほか、長時間のテザリングを想定するなら、バッテリー容量にも注目しましょう。たとえば、楽天モバイルで販売されている「arrows We2」や「OPPO A79 5G」は、いずれも4,000mAh以上の大容量バッテリーを搭載しており、外出先での使用にも安心です。
なお、テザリングはスマホに負荷がかかるため、端末のバッテリー性能や放熱設計、対応バンド(特にBand 3)、同時接続台数などを事前に確認しておくと、より快適に利用できます。
このように、楽天モバイルでテザリングを活用したい場合は、自分の使い方や予算に合った機種選びが大切です。最新の取り扱い機種やキャンペーン情報も変動があるため、楽天モバイルの公式サイトでの確認も忘れずに行いましょう。
テザリングが無制限で使えるドコモのプランは?

出典:eximo
ドコモでテザリングを無制限に使いたい場合は、「eximo(エクシモ)」プランが最有力です。データ通信が完全使い放題で、テザリングにも追加料金なしで対応しているのが特徴です。
このプランは、月ごとの使用量に応じて料金が変動する従量制の仕組みを採用しており、必要な分だけ支払うという設計になっています。
テザリングなどでしっかり通信を使う月には容量を気にせずフル活用できる一方で、使用を控えた月は自動的に料金が下がるため、無駄が出にくいのも魅力です。
家族でドコモを使っている場合には「みんなドコモ割」や「ドコモ光セット割」などを適用することで、最大2,387円の割引が受けられる点もメリット。さらに、dカードで支払いを設定すればポイント還元もあり、ポイ活目的でも活用できます。
ただし、混雑する時間帯や大量通信時には速度制限がかかる可能性がある点には注意が必要です。また、使用する端末が5G対応であることや、ドコモの対応周波数に合っているかどうかも事前に確認しておきたいところです。
「eximo」は、安心のサポート体制が整っているドコモショップでも契約できるため、スマホの設定に不安がある方にもぴったり。
テザリングを無制限で使いたい人にとって、ドコモの中ではもっとも柔軟性と実用性を兼ね備えたプランと言えるでしょう。
テザリングが無制限で使えるauのプランは?

auでテザリングをたっぷり使いたいなら、現在の最有力プランは「使い放題MAX+ 5G/4G」です。
2024年12月にスタートした新プランで、従来の「使い放題MAX 5G」シリーズに代わるメインプランとなっています。旧プランはすでに新規受付を終了しているため、今後auで契約するなら「使い放題MAX+」が基本となります。
このプランの最大の特徴は、スマホのデータ通信が実質無制限で使える点に加え、テザリングにも標準対応していることです。
ただし、テザリングやデータシェアには月間60GBの上限があり、これを超えるとその月の間は最大128kbpsまで速度が落ちてしまいます(スマホ本体の通信は制限されません)。
また、スマホでの通信も月200GBを超えると、最大5Mbpsの速度制限がかかる場合がありますが、通常のWeb閲覧や動画視聴には支障がないレベルとされています。
料金面では、基本料金は月額7,458円(税込)。しかし、家族割プラス(3人以上)、auスマートバリュー、au PAYカードお支払い割などの割引をすべて適用すれば、月額4,928円(税込)まで抑えることも可能です。
さらに、Netflixなどの動画サービスがセットになったパックプランも用意されているので、エンタメ好きな方にはこちらも魅力的。
テザリング利用にあたって特別なオプション申し込みは不要で、契約後すぐに利用を開始できます。ただし、混雑時の速度制限や、大容量利用時の一時的な制限など、細かな注意点があるため、事前に確認しておくと安心です。
テザリングにおすすめの格安SIMランキング

テザリングを日常的に使いたい方にとって、格安SIM選びは非常に重要です。中にはテザリングに対応していないプランや、速度制限が厳しいプランもあるため、あらかじめ確認して選ぶことが欠かせません。
ここでは、料金・通信の安定性・使いやすさのバランスに優れた、テザリングに適した格安SIMを厳選して紹介します。
1:楽天モバイル

出典:楽天モバイル
- 月額3,278円(税込)で完全無制限のデータ通信
- テザリングも追加料金なし、申し込み不要で即利用可
- 通信エリアも年々改善され、以前より格段に快適に
- 実質「ポケットWi-Fiいらず」の1台2役スマホとして使える
データ無制限&テザリング無料で、文句なしの最有力。これまで数多くの回線を試してきましたが、最終的に行き着いたのが楽天モバイルです。
管理人自身も日常的に使っていますが、もう他に戻る理由が見つかりません。通信量を気にせずテザリングできるのは、やっぱり快適です。
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2:ahamo(大盛りオプション)

出典:ahamo
- 月額4,950円(税込)で最大110GBまで使える
- ドコモ回線の安定性+5分かけ放題が標準付帯
- テザリングOKで追加料金不要
- 楽天の“完全無制限”には届かないが、実用的には十分
ahamoは、「無制限まではいらないけど、快適に使いたい」という人にベスト。テザリング用途でも速度・容量・安心感の三拍子が揃っており、特にメイン用途に向いています。
\月110GB+5分かけ放題付きで4,950円。高品質のドコモ回線!/
mineo(マイそくプレミアム)

出典:mineo
- 月額2,200円(税込)で5Mbpsのデータ通信が無制限
- テザリングも無料で利用可
- 平日昼12〜13時は最大200kbpsに制限
- 長時間の動画やゲームには不向きだが、SNSや軽い作業には十分
mineoのマイそくプレミアムは、サブ回線で“そこそこ快適+無制限”を安く手に入れたい人におすすめ。ただし、昼の時間帯制限(200kbps)や3日間10GB制限には注意が必要です。
\5Mbpsでデータ無制限。平日昼のみ速度制限あり(最大200kbps)/
このように、テザリングをよく使う人にとって、ぴったりの格安SIMは使い方や重視するポイントによって変わってきます。
とにかく快適にデータを気にせず使いたいなら ➡ 楽天モバイル
データ無制限&テザリング無料。通信量を気にせず快適に使いたい人には、やっぱりこれ。速度・料金・自由度、どれをとってもバランス◎。正直、迷ったらここ一択。
大容量+通信品質重視なら ➡ ahamo
30GB〜110GBまで使える「大盛り」対応。ドコモ回線の安定感と5分通話付きで、使い勝手も良好。無制限ではないけど、大半の人にとっては十分すぎる容量。
とにかく安く、ほどほど使えればOKな人は➡ mineo(マイそく)
速度は最大5Mbps(※お昼は200kbps)と控えめですが、テザリングもOKで月額2,000円前後。「遅くていいから安く無制限が欲しい」人にはアリな選択です。
とにかく「失敗したくない」なら、楽天モバイルを選んでおけば間違いありません。
テザリングで料金がかかるキャリアとかからないキャリア

テザリングはとても便利な機能ですが、キャリアや料金プランによって「無料」「有料」「申し込みの有無」「容量制限」など条件がまちまちです。
ここでは、主要キャリアと格安SIMにおけるテザリングの利用条件や注意点をわかりやすく解説します。
楽天モバイル|完全無料&申し込み不要。しかも無制限
- すべてのプランでテザリング無料
- オプション申し込み不要
- 通信量にも制限なし(無制限)
→ 楽天モバイルは、申し込みの手間なく、「無制限・無料」のテザリングが使えます。
ドコモ(eximo/ahamoなど)|無料&申込不要。容量制限もなし
- 「eximo」「eximo ポイ活」「ahamo」などは申込不要でテザリング無料
- 通信量も実質無制限(※ネットワーク混雑時は一時的制限の可能性あり)
→ 高品質な通信環境で無制限に近いテザリングができるのがドコモの強みです。
au|プランによっては「申し込み」や「有料オプション」が必要
- 現行プラン(使い放題MAX+ 5G/4G/auマネ活プラン など)ではテザリング無料
- ただし、「テザリングオプション」への申し込みが必須
- 旧プランや一部データ定額系プランでは月額550円(税込)のテザリングオプションが必要になるケースもあり
- プランに応じて60GB・80GB・100GBなどの上限が設定されている
→ 「無料だけど申し込みが必要」「プランによっては有料」という点で、最もややこしいのがauです。
ソフトバンク|現行プランは無料。旧プランでは月額550円かかることも
- 「メリハリ無制限+」などの最新プランではテザリング無料&申込不要
- ただし、旧プラン(例:データ定額系)では月額550円のオプション料金が必要
- また、テザリング+データシェアは月50GBまで。それを超えると速度は300kbpsに制限
- スマホ本体の通信量が月200GBを超えると、最大4.5Mbpsでの速度制御も発生
→ 最新プランに入っていれば安心ですが、旧プラン利用者は要注意です。
格安SIM(mineo/IIJmio/UQ mobile など)|基本無料、でも端末には注意
- 多くのMVNOでテザリングは無料&申し込み不要
- ただし、スマホ端末がテザリング非対応だったり、動作確認済み端末でないケースがある
→ 料金の心配は少ないが、端末の対応状況を必ず確認してから使うべし。
結論:追加料金がかかるのは「auの一部プラン」と「ソフトバンクの旧プラン」
テザリングの追加料金について、最終的な結論は以下の通りです。
- 楽天モバイル・ドコモ(eximo/ahamo)・格安SIM各社 → 無料
- au → 現行プランは無料だが申し込みが必要。旧プランでは月額550円かかる場合あり
- ソフトバンク → 現行プランは無料。旧プランでは月額550円のオプションが必要な場合あり
つまり、追加料金が発生する可能性があるのは「auの一部プラン」と「ソフトバンクの旧プラン」だけ。
契約しているプランによって違いが大きいので、「無料と思って使っていたら実は有料だった」なんてことを避けるためにも、事前の確認がとても大切です。
格安SIMでテザリングする際の4つの注意点とは?

格安SIMでもテザリングは利用可能ですが、スムーズに使うためには事前にチェックしておきたいポイントがあります。特に通信速度・対応端末・バッテリー・データ量の4つに注意しましょう。
あらかじめ注意点をおさえておけば、ストレスなく使いこなせますよ。
1. 通信速度に注意(混雑時は遅くなることも)
多くの格安SIMは大手キャリアの回線を間借りしているため、お昼や夜など混雑する時間帯に速度が大きく落ちることがあります。
テザリングは複数の機器をつなぐことが多いため、元の通信速度が遅いとかなり使いにくくなります。動画視聴やオンライン会議などで使いたい場合は、混雑時の通信品質にも注目しましょう。
2. スマホがテザリングに対応しているか確認する
格安SIM自体はテザリングに対応していますが、使う端末によっては正常に動作しないこともあります。特に海外製のSIMフリースマホや古い機種は、設定が必要だったり、そもそもテザリングに非対応だったりすることも。
契約前に、格安SIM各社の「動作確認済み端末一覧」で自分の端末が対応しているか確認しておきましょう。
3. バッテリーの消耗が早くなる
テザリング中はスマホが常に通信を行っているため、バッテリーの減りが早くなります。発熱もしやすく、端末が高温になりすぎると自動で通信が止まることも。
長時間使う予定がある場合は、モバイルバッテリーを用意しておくのがおすすめです。
4. データ消費が多くなりがち
テザリングでパソコンやタブレットをつなぐと、スマホ単体で使うよりも多くの通信量を消費します。特に動画の再生やオンライン会議、クラウドとの同期などは、1時間で1GB以上使うこともあります。
自分の使い方に合わせて、余裕のあるデータ容量のプランを選ぶのがポイントです。
テザリングのおすすめキャリアを選ぶなら知っておきたいことまとめ
- 無制限でテザリングできるキャリアは楽天モバイルが最有力
- ahamoは追加料金なしでテザリングが可能
- LINEMOはLINEが使い放題でテザリング利用時もお得
- UQモバイルはバランス型で安定した通信品質が特徴
- mineoは低速モードを活用すれば無制限のように使える
- 格安SIMでもほとんどのプランでテザリングに対応している
- 通話中のテザリング可否はキャリアや機種によって異なる
- テザリングの速度はWi-Fi方式が最速かつ安定性が高い
- USB接続はバッテリー節約に優れ、有線接続で安定する
- Bluetoothテザリングは消費電力が少ないが速度は遅め
- テザリング時はスマホのバッテリー消費が大きくなる傾向にある
- ポケット型WiFiとの違いは、契約や端末コストの手軽さにある
- 速度制限中のテザリングは128kbps程度で実用性が下がる
- eSIM対応の格安SIMなら開通が早く、テザリングにも向いている
- テザリング対応の有無はSIMだけでなく端末の仕様にも左右される
どれにしようか迷ったら、楽天モバイルをチェックしてみて

テザリングをしっかり使いたいなら、「容量の心配がない」「追加料金もいらない」っていうのは本当に助かります。
自分も実際に使っていて、ノートパソコンやiPadをサッとつなげる手軽さや、データを気にせず使える安心感はかなり大きいなと感じています。
いろいろ試してきたけど、月額3,278円(税込)でこれだけ自由に使えるプランは他にあまり見当たりません。
他に楽天モバイルより優れたプランが出ない限り、自分は使い続けますね。テザリングのおすすめキャリアを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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